【ファッションの“未来”たちに聞く】瞬く間にTwitterで2000RTのルックが生まれた理由--デザイナー吉田圭佑--1/2
FASHION HEADLINE / 2016年5月27日 19時30分
ファッションの未来について考えるーー。捉えどころのない大きな命題だが、若き作り手こそが、その“未来”の一つであることに、疑いの余地はないだろう。
この連載では、東京を拠点に活躍するクリエイターをピックアップし、彼らクリエーションやそのルーツを掘り下げたい。第1回目となる今回は、5月25日から伊勢丹新宿店本館2階のコンセンプトショップ「TOKYO解放区」にてポップアップを行っている「ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」のデザイナー吉田圭佑を取り上げる。
昨年の10月に行われた東京コレクションの公式スケジュール「東京ニューエイジ」にて発表された16SSコレクション(「ゲーマー風」ファーストルックがTwitterにて2000リツイート越え)が大いに反響を呼び、ダイアン・ペルネやパリの有名セレクトショップ「コレット」のバイヤーも吉田の手腕を高く評価する。現在25歳、日本のファッション界を担うであろう才能の一人だ。彼の母校である立教大学のキャンパス内で、話を聞いた。
KEISUKE YOSHIDA 16SSコレクション ファーストルック
ーー四年制大学を出ていながら、ファッションに進んだのはなぜ?
実は、小学校から立教なんです。立教生のなかではいわゆる立小上がりってやつで、内部生特有の劣等感のようなものもありました。高校生の時は、大学へ上がる内部試験をパスできるかどうかのギリギリのところで。ファッションには元々興味はあったんですけど、「あいつ大学あがれなくてファッション始めたんだ」と思われたらむかつくのもあって、頑張って勉強してなんとか進学しました。今思えば大学は行ってよかったですね。もし専門学校に通っていたら、学校ではどっぷりファッションという感じだと思うんですけど、普通の四大に行って、ファッションをがっつりできない“もやもや”みたいのがあったんですよね。そんな時に山縣良和さん(後述の中里周子らを輩出した「ここのがっこう」主宰。リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)デザイナー)に出会ったり、同じ大学に通っていた中里周子(ノリコナカザト(NORIKONAKAZATO)デザイナー。昨年末から今年の頭に掛けてTOKYO解放区にてポップアップを開催)さんたちと仲良くなって、いろいろと刺激をもらうことができました。
ーー最初にファッションに興味を持ったのはいつ頃?
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