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6月13日開幕のピッティウオモはJWアンダーソン、ヴァージル・アブロー、ヨシオクボ、そして相澤陽介ディレクションのハンティング ワールド

FASHION HEADLINE / 2017年5月28日 15時0分

HUNTING WORLD2018年春夏コレクション

6月13日から18日までイタリア・フィレンツェで開催される第92回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGENE UOMO)のメインプログラムの概要が発表された。

注目されるのは、14日に行われるスペシャルゲストデザイナーとして2018年春夏コレクションを発表するJ.W.アンダーソン(Jonathan William Anderson)。2008年にアクセサリーのファーストコレクションを発表し、2010年にウィメンズのカプセルコレクションでロンドンコレクションのデビューを果たした若干32歳の北アイルランド出身のデザイナーが、このわずかの期間に巻き起こした“ジェンダーレス”と“ユースカルチャー”旋風は、モードビジネス自体を大きく変革させた。イタリアンクラシコの聖地と呼ばれたピッティで、彼のコレクションがどう受け止められれるのかは大きな話題だが、2013年にLVMHグループが出資し、スペインの老舗レザーブランド・ロエベ(LOEWE)をリブランディングさせた、彼のアーティスティックな才能は高く評価されている。

ピッティ・ウオモのコミュニケーション&イベントディレクター、ラポ・チャンキは、「何にも増して我々が魅了されたのは、物づくりのクオリティの高さがその価値を不動のものにしているコレクション、それを通して表現される彼のクリエイティブ性と折衷主義、そして議論の余地もないサルトリアルスキルに裏打ちされたメンズウェアの素晴らしさ。また、常に知的なコミュニケーション方法を操るアンダーソンのショーには、毎回驚かされている」とコメントしている。

もう一人のスペシャルゲストはオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)のヴァージル・アブロー。2018年春夏メンズコレクションとウィメンズのプレコレクションの一部を15日に発表する。2013年ブランドをデビューさせてからのモードシーンへの急速な名前の浸透力は、JWアンダーソンと並ぶ時代の寵児。1980年に米国でガーナ移民の子として生まれ、イリノイ工科大学で建築の修士号を持ち、カニエ・ウエストのクリエイティブチーム「Donda」のクリエイティブ・ディレクター、DJなど、マルチプル・デザイナーとしての才能を開花させた。日本のストリートブランドのマーケティングから建築、音楽、スポーツ、ルネッサンスまですべてを取り込んでブランドを構築してきた彼が、古都フィレンツェで何を発表するかも興味深い。

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