【99円で購入】豆苗を自宅で育てた場合一ヶ月にどれくらい節約できる？

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月21日 3時30分

物価高が続きますが、豆苗は野菜のなかでも比較的価格が安定しているため、重宝するご家庭も多いでしょう。実際に、SNS上では豆苗を使ったレシピがたくさん掲載されており、おかずとして活用できます。豆苗はかいわれと同様に自宅で再生可能なため、根っこから数センチ残しておくと再び収穫可能な点が魅力です。今回は豆苗の特性から、自宅で育てた場合に節約可能な金額を紹介します。おすすめの豆苗料理も紹介しますので、家計の節約に役立ててください。

豆苗は切ってからどれくらいで収穫できる？

スーパーで販売している豆苗には、根っこがついています。根っこから数センチの箇所にある脇芽が生えている部分をハサミや包丁でカットして使います。残った根っこの部分を水に浸し、日が当たる場所に置いておくと1週間〜10日程度で再度収穫可能です。

なお、収穫は複数回可能ですが、だんだんと成長が鈍るため、2回程度にとどめましょう。

豆苗を再生すると節約できる金額は？

豆苗の値段は、西友の価格を参考にすると1袋約99円です。

一度の購入で2回程度収穫できるため、これまで小売りの豆苗を2回購入していた場合は、1袋分の約99円を節約可能です。金額にすると微々たるものと感じますが、1袋で2回収穫して料理に使えると考えれば、お得さを感じるでしょう。

なお、1ヶ月に4袋使う場合は倍計算のため、198円の節約につながります。豆苗はかいわれよりもボリュームがあり、かさ増しに使えるため、キャベツが値上がりしたときに野菜炒めに豆苗を入れてキャベツの量を節約することもできます。

豆苗の再生栽培をして節約した分で買えるもの

豆苗は1袋で2回程度の収穫が可能なため、約99円の節約になります。豆苗を節約した際に買える商品の例は以下のとおりです。

・イオントップバリュの緑茶（2L）：97円（税込）
・セブンイレブン北海道産じゃがいもの牛肉コロッケ:100円（税込）
・ローソン Lチキバンズ:72円（税込）
・ファミリーマートファミから（醤油）1個：98円（税込）

※2023年10月時点

豆苗を1回育てるだけで、お茶やコロッケなどさまざまな商品を購入できます。コンビニの場合はスーパーよりもお値段が高いイメージがありますが、普段頑張る自分に対して「1回分を浮かせた」と思ってコンビニでご褒美を買うのもいいでしょう。

豆苗を使った料理はたくさんある

最後に豆苗をおいしく活用できる料理を3つ紹介します。香りに少しクセのある豆苗ですが、お肉と炒めたり味付けを工夫したりすることでお子さんでもおいしく食べられます。

豆苗のツナぽん炒め

豆苗1袋分を一口サイズにカットし、ツナ缶と一緒に炒めます。豆苗が少ししんなりしてきたらポン酢をひとまわしかけて完成です。ツナ缶は油ごと使用します。簡単に作れるためお弁当の一品としてもおすすめです。

豚肉と豆苗のしゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶの白菜を豆苗に変えます。豆苗がしんなりするくらいまで湯がき、豚肉と一緒にお好みのタレでいただきます。豆苗の香りが苦手な場合は、甘いごまドレッシングがおすすめです。

豆苗と卵のスープ

鶏ガラスープの素を説明書どおりの量のお湯に溶かし、スープを作ります。豆苗は3センチ位にカットして食べやすい状態にし、卵を1個ときほぐしておきます。スープが沸騰したら豆苗を入れてひと煮立ちさせ、仕上げに溶き卵を入れて火が通ったら完成です。

お好みで食べる前にごま油を垂らすのもおすすめです。スープを洋風にしてもおいしく食べられます。