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65歳以降「賃貸」へ住み替えたくても、「審査」になかなか通らない…。「高齢で転居」できるところはもうないのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月11日 9時10分

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子どもも自立して、定年退職後に家を住み替えようと考える方も少なくありません。   しかし、高齢での賃貸契約は、収入が少なかったり健康面でのリスクがあったりすることから、審査が通らないケースもあります。   もし、賃貸物件がどうしても見つからない場合は、シニア向けの住宅や高齢者施設の利用も手段のひとつです。   今回は、高齢者が賃貸物件で審査が通りにくい理由や、賃貸物件が見つからないときの代替案などについてご紹介します。

定年後の賃貸は審査が通りにくい?

老後の賃貸探しは、審査がなかなか通りにくいといわれています。
 
これは、高齢者の賃貸特有のトラブルを避けるためです。
 
高齢者が賃貸物件を借りようとしたときに、審査が通りにくい理由として考えられるのは、以下の点です。

・仕事を辞めているため、収入面の不安がある
 
・病気やけがによる孤独死などのリスクがある
 
・保証人が見つけられていない

貸主側にこうしたさまざまなリスクがあることから、高齢者は賃貸物件の審査に通りにくいようです。
 

物件が見つからない場合の選択肢

賃貸物件がどうしても見つからない場合は、探し方を工夫することで、物件を見つけられる可能性があります。
 
この章では、2つの方法をご紹介します。
 

シニア向けの住宅を探してみる

賃貸物件の仲介業者には、シニア向けの賃貸物件に特化した会社もあります。
 
持ち家の売却と併せて相談に乗ってくれる会社もあるため、自宅からの住み替えを検討している方は、チェックしておきましょう。
 
また、シニア専門ですので、保証人などの高齢者特有のさまざまな相談にも、乗ってもらいやすいという点もメリットです。
 

高齢者施設に入居する

将来、介護が必要になる可能性を考えるならば、賃貸物件だけではなく、高齢者向け施設も検討しておきましょう。
 
高齢者向け施設としては、サービス付き高齢者向け住宅や、有料老人ホームなどが挙げられます。
 
サービス付き高齢者向け住宅とは、バリアフリー構造の施された賃貸住宅に、安否確認や生活相談といった高齢者向けのサービスが付く施設です。
 
有料老人ホームは、入居一時金や毎月の利用料金を払って利用できる施設であり、施設によっては、要介護度の高い方でも利用できます。
 
有料老人ホームの場合は、要介護認定されている方のみ利用可能なケースもありますので、事前に調べておきましょう。
 

なかなか審査が通らないときはシニア向けの住宅や施設も検討する

高齢者が賃貸物件を借りようとすると、収入や健康面を理由に審査落ちするケースが少なくありません。
 
また、物件の契約に保証人が必要となったものの、保証人を用意できない場合もあります。
 
もし賃貸物件がなかなか見つからない場合は、シニア向けの住宅を専門に扱う会社に問い合わせてみましょう。
 
専門スタッフがさまざまな相談に乗ってくれます。
 
また、将来的に介護が必要になる可能性も考えて、高齢者向け施設に入居することも方法のひとつです。
 
老後の人生設計をよく考えて、自分に合った方法を見つけましょう。
 

出典

厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 介護サービス情報公表システム サービス付き高齢者向け住宅について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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