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引っ越しを機に「ドラム式洗濯機」に買い替えたいのですが、水道代などは高くなりますか?「縦型」とあまり変わらないでしょうか? 乾燥機能も付いているので悩んでいます

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月17日 4時30分

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引っ越しなど新生活の始まりを機に洗濯機の買い替えたいと考えている人もいるでしょう。洗濯は家事の中でも行う頻度が高いこともあり、新しい洗濯機を選ぶ際には水道光熱費がどれくらいかかるかも含めて慎重に検討したいところです。   特に悩むことも多いのが、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機、どちらを選ぶかという問題です。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。そこで、本記事ではドラム式と縦型、両者のコストやメリット・デメリットについて解説します。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代・水道代はどのくらい違う?

ここでは、Panasonicが公表しているデータをもとに、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代・水道代の違いを見ていきましょう。
 
なお、計算で使用する洗濯機の容量はドラム式・縦型ともに12kgとします。電気料金は税込31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価)、水道料金・下水道使用料は税込262円/立方メートル(一般社団法人日本電機工業会調べ)の条件による計算です。
 
ドラム式洗濯機「NA-LX129CL/R」を使用する場合、標準使用水量は約83L、消費電力量は約68Whです。1回あたりの水道代は約22円、電気代は約2.2円となります。
 
一方、縦型洗濯機「NA-FA12V2」を使用する場合、標準使用水量は約150L、消費電力量は約98Whです。1回あたりの水道代は約40円、電気代は約3.1円となります。このことから、ドラム式のほうが水道代、電気代ともにコストパフォーマンスが高いことがわかりました。なお、水道代や電気代は利用状況により費用が変動する場合があります。この試算は参考程度に考えましょう。
 

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式はドラムを回転させ、衣類を上から下に落とす「たたき洗い」をする洗濯機です。ドラム式洗濯機にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。
 

ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機のメリットは、衣類の傷みが少ないことです。洗濯物を持ち上げて落とすという洗い方をするため、こすり洗いと比較すると衣類が傷みにくい傾向にあります。また、少ない水で洗濯できるため、節水性に優れていることもメリットです。
 
そのほか、乾燥機能にも優れています。温風がしっかり行き届き、短時間でも衣類がふんわりと乾きます。洗濯物を干す手間が省けることが大きな魅力でしょう。
 

ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機は使用する水が少ないぶん、使用する製品によっては洗浄力に物足りなさを感じるケースがあるようです。洗浄力が気になる場合は、温水で洗うなど汚れ落ちに特化した製品を選ぶと良いでしょう。また、ドラム式洗濯機は設置面積が大きいことがデメリットです。洗濯槽のふたが手前側に開くため、配置スペースをきちんと考える必要があります。
 

縦型洗濯機のメリット・デメリット

縦型は洗濯機の底にある羽が回転し、発生したかくはん水流による「もみ洗い」が特徴の洗濯機です。ここでは、縦型洗濯機のメリット・デメリットを紹介します。
 

縦型洗濯機のメリット

縦型洗濯機は洗浄力が高いことがメリットです。たっぷりの水を使用してもみ洗いするため、泥汚れなどもしっかり落とせます。
 
また、ドラム式洗濯機と比較すると、本体がスリムなため設置場所が確保しやすいというメリットがあります。洗濯機置き場周辺を広々と使用でき、スペースを有効活用できるでしょう。製品にもよりますが、ドラム式と比較すると価格がやや安価な傾向にあります。
 

縦型洗濯機のデメリット

縦型洗濯機は洗浄力に優れている一方、ドラム式と比較すると節水性に劣り、使う水量が多い点がデメリットです。また、縦型洗濯機はふたが本体の上部にあるため、大きな洗濯物を出し入れしにくい傾向です。例えば、毛布を洗濯する際などは労力がかかるでしょう。
 

縦型・ドラム式それぞれの特徴やコスト面を比較して洗濯機を選ぼう

洗濯1回あたりのコストパフォーマンスが高いのは、基本的にドラム式洗濯機です。電気代や水道代を抑えたい場合、縦型からの買い換えを視野に入れるのも良いでしょう。ただし、ドラム式洗濯機は衣類の傷みが少なく乾燥機能に優れていますが、洗浄力や設置面積などが気になる人もいるようです。
 
一方、縦型洗濯機は洗浄力が高いものの、使用する水量が多いことが難点です。それぞれの特徴を比較し、用途に合う洗濯機を選びましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 ・よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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