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来年はオンラインで確定申告しようと思います。間違えないか不安ですが、間違えてしまった場合はどうなるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月18日 4時20分

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個人事業主やフリーランスの方、会社員であっても、給与収入が2000万円を超える方などは、基本的に確定申告が必要です。近年ではオンライン、すなわちe-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用した電子申告をすることができるようになりました。   本記事では、このe-Taxの概要を確認し、間違えたときの対応について解説します。

e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは?

1.e-Taxとは?

国税庁によれば、「e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や法定調書の提出、届け出や 申請などの各種手続きをインターネットを通じて行うことができるもの」としています。
 

2.e-Taxのメリット

私たちは、このe-Taxを活用することで、税務署に行かなくとも、自宅や事務所から確定申告を行うことができます。具体的には、スマホとパソコンを使って、e-Taxを使えば、確定申告が可能です。
 
では、このe-Taxのメリットについて確認してみましょう(表1参照)
 


 

3.e-Taxを使うには?

国税庁のホームページの確定申告書等作成コーナーを活用します。その指示にしたがって、確定申告書等を作成し、作成した申告書等をe-Taxを使って送信、申告を行います。その大まかな作成の流れを下記します。詳細は、確定申告書等作成コーナーのガイドに従って申請をしてください。


(1) 入力に必要な書類を準備します。


(2) 作成コーナートップ画面の「作成開始」をクリックして作成を開始します。

なお、過去に作成コーナーを利用された方で、作成した申告書等のデータを持っている場合には、その情報を利用して作成ができます。

(3) e-Taxによる送信方法を選択します。

なお、e-Taxによる送信方式には、「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」がありますので、ご利用の環境に応じてどちらかを選択します。

(4) 作成する申告書等の選択し、申告書を作成します。

申告の種類、すなわち、所得税の申告、消費税の申告、贈与税の申告によって、必要な申告書が異なりますので、作成コーナーの指示に従って必要な書類を準備します。

(5) e-Taxを使って税務署へ申告書データ等を送付します。

以上で、確定申告が終了となります。
 

提出した申告書に誤りがあった場合

e-Taxを使って申告書等を送信したが、申告書に誤りがあったと気がついた場合には、修正ができます。
 
令和5年分の申告書に誤りがあった場合は、確定申告期限内であれば、上記3の(2)作成コーナートップ画面の「作成開始」をクリックして、修正した申告書を作成し、再度提出をすれば修正できます。
 
なお、令和4年以前の申告書に誤りがあった場合は、国税庁 確定申告書等作成コーナーにある更正の請求書、修正申告書の提出が必要となります。
 

まとめ

オンラインで確定申告するには、国税庁のe-Tax(国税電子申告・納税システム)を活用すれば可能です。そのためには、国税庁のホームページの確定申告書等作成コーナーを活用して、その手順どおりに行えば、比較的容易に申請できます。
 
また、申告に誤りがあった場合でも、オンライン上で修正することが可能です。なお、どうしてもオンラインでの申告が困難である方は、税務署に行くか、税理士に相談するなどの対応を行ってください。
 
e-Taxは、先に説明したとおりたくさんのメリットがあります。初回は手間取ったという方も、2回目以降は慣れてくると思いますので、ぜひ継続してチャレンジしていきましょう。
 

出典

国税庁 確定申告が必要な方
国税庁 e-Taxとは
国税庁 確定申告書等作成コーナー
 
執筆者:堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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