「家を購入するか迷っていて、みんなどんな住まいを購入しているのか気になる」

ファイナンシャルフィールド / 2019年5月31日 2時50分

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人生のライフイベントを明確にすることは、一生涯の必要なお金をシミュレーションする「ライフプランニング」を考える上でもとても大切なことです。三大資金のひとつ『住宅の購入』は、その要でしょう。   オリンピック後に大幅に不動産価値が下がると言われていますが、どうなのでしょうか。私のお客さまで30代以上の女性は「無駄使いをしてしまうから不動産を今のうちに購入したい」という方が増えています。   平成31年4月16日に、国土交通省が「平成30年度 住宅市場動向調査報告書」を記者発表しました。この調査結果を見ながら、世の中の人はどんな風に住まいを選んでいるのか、のぞいてみましょう。  

どうやって家を探しているの?

調査報告によると、同じ住宅の種類(戸建て・注文住宅・マンション(新築・中古))で比較検討している人が多いようです。戸建てや注文住宅は「展示場」で、マンションはPCで探すようですね。物件によってはパンフレットの一部がWEB上に掲載されています。
 
私のお客さまも、感心するほど中古の良い物件を探してきます。多様化の時代ですし、家族構成も違いますから、何をキーワードにするかは人それぞれ。しかし、5つ程度のキーワードを持って検索すると、良い物件に出会える確率も増えるでしょう。
 
例えば……
・物件価格
・駅からの距離
・買い物環境
・会社からの通勤路線
・自分のこだわりポイント
(間取り/収納/部屋の色調/台所周り/バストイレ/ベランダ/エントランス/設備/外観 等)
 
これらをネットでできる限りチェックをします。気になる物件があったら実際に足で歩いてみると良いでしょう。
 
ある方は、「静かな街」を望んでWEBで新築マンションをみたものの、外食する場所もなく不便を感じたとのこと。理由は、その街は車を所有しているファミリー世帯に適した街でした。建物や駅のブランドだけで見つけると、思わぬ落とし穴があるものです。
 

選択した理由は何?

注文住宅・戸建て住宅・マンション。それぞれにおいて選択した理由は異なるようです。回答は複数可能だったようなので100%を超えます。
 
<注文住宅>
・信頼できるメーカーだったから(50.7%)
・戸建だから(39.4%)
・新築だから(37.2%)
・立地環境が良かったから(36.3%)
 
圧倒的にメーカー重視のようです。時々、ニュースで不良建築の話題が出てきますが、一生にそう何度も依頼するものではありません。信頼できるメーカーにお願いしたいですね。
 
<分譲住宅>
・一戸建てだから(54.1%)
・立地環境が良かったから(53.7%)
・新築だから(53.7%)
 
やはり想像通り。「駅近・新築・戸建」を夢見ている方は多いようです。
 
<分譲マンション>
・立地環境が良かったから(72.3%)
・新築だから(56.4)
・マンションだから(54.3%)
 
マンションを好む人は忙しい人なのかもしれません。上記にも記載しましたが「自分のこだわり」を整理しておくと、探しやすいと思います。
 
<中古戸建>
・価格が適切だったから(59.7%)
・戸建だから(58.3%)
・立地環境が良かったから(44.5%)
 
新築では上位にでてこなかった「価格」を考えている人が多いようです。自分の理想を追いもとめてもローン等が通らず「それなら優良中古物件を」という人も多いと思います。
 
<中古マンション>
・立地条件が良かったから(60.5%)
・価格が適切だったから(60.2%)
・マンションだったから(37.7%)
 
中古マンションもやはり「立地」、そして「価格」重視です。中古マンションの購入者はそれだけ研究しているのかもしれません。
 
意外だったのは、「デザイン」と「親や子供の家に近いから」という理由が上位ではなかったことです。時代が変ってきたのかも知れません。
 
「デザイン」が選ばれなかったのは、外観より設備にポイントを置いているからのようです。確かに今の時代、そもそも外観は素敵な物件が多いからかもしれません。
 

ローンの支払い方で高級車1台分のキャッシュフローが変わる

「住宅の購入」をする方の多くは、ローンを使うと思います。ところで皆さまはローンの返済計画はどのように立てていますか? 私は「ライフプランニング」を立てることをお勧めします。
 
自分でできるならご自身で、できないならファイナンシャルプランナーに相談してみたらいかがでしょうか。最低でも2パターンは作ってみてくださいね。ファイナンシャルプランナーに依頼する場合は、資産形成や老後資金にも強い人を選びましょう。
 
住宅メーカーや不動産だけに強い会社に依頼すると「買わせるためのライフプラン」を作られてしまう可能性があります。
 
最悪の場合、そのキャッシュフローに高級車1台分以上の差がつくことも。住宅を買うだけでなく、支払うところまでよく考えるのが、人生100年、常に賢く生きる秘訣です。
 
執筆者:寺門美和子(てらかど みわこ)
ファイナンシャルプランナー、相続診断士
 
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