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宮崎駿展が米アカデミー映画博物館のオープニング企画展に 2021年9月30日にロサンゼルスにオープン

ガジェット通信 / 2021年3月17日 13時0分

▲『となりのトトロ』(1988)イメージボード 宮崎駿

(C) 1988 Studio Ghibli

現地時間2021年9月30日(木)にグランドオープンを予定している米アカデミー映画博物館(米国カリフォルニア州ロサンゼルス)が、一般来館者へのプログラム・リストを公開。日本からも注目を集めていた宮崎駿展について詳細が明らかになりました。

▲アカデミー映画博物館(Academy Museum of Motion Pictures)、外観

写真:ジョシュ・ホワイト(Josh White)、JW Pictures/(C)Academy Museum Foundation

アカデミー映画博物館初の企画展として開催される宮崎駿展は、北米で初めて宮﨑駿監督に焦点を当てた回顧展となり、半世紀を超えるキャリアを振り返るもの。

博物館の4階、約1122平方メートルの企画展示スペースであるマリリンとジェフリー・カッツェンバーグ(Marilyn and Jeffrey Katzenberg)ギャラリーでは、300以上の展示品を通じて、『となりのトトロ』(1988年)やアカデミー賞受賞作品『千と千尋の神隠し』(2001年)を含む宮崎駿監督のアニメ作品の世界が堪能できます。

▲『風の谷のナウシカ』(1984)イメージボード 宮崎駿

(C) 1984 Studio Ghibli・H

日本国外で初めて公開されるものを含む、オリジナルのイメージボード、キャラクター・デザイン、絵コンテ、レイアウト、背景画、ポスター、セル画などのダイナミックな展示。またワンシーンの大規模上映や没入型環境を通じて、60年に及ぶ宮崎駿監督のキャリアについて知ることができます。

テーマ別の7つのセクションからなる特別展は、まるで旅するかのような構成に。『となりのトトロ』に登場する4歳のメイの後を追って、宮崎駿監督の魅力的な世界へいざなう「ツリートンネル」ギャラリーに入ると、中では、さまざまなキャラクターがどのようなコンセプトで作られたのか、スタジオジブリを設立した盟友の故・高畑勲氏とともに長きに渡り取り組んだ作品、またアニメ作家としての宮崎駿監督の初期の作品を展示しています。

▲『千と千尋の神隠し』(2001)背景画

(C) 2001 Studio Ghibli・NDDTM

さらに進むと、想像の世界(Creating Worlds)ギャラリーでは、宮崎駿監督のアニメにしばしば登場する美しく平和な自然の風景と、労働と技術に支配された産業世界の対比が表現されています。宮崎駿監督の想像力が垣間見られるスケッチ画や背景画の中から『千と千尋の神隠し』に登場する有名な湯屋を通じて、垂直に伸びる構造物への彼の深い関心、『崖の上のポニョ』(2008年)では水中世界、そして『紅の豚』(1992年)や『風立ちぬ』(2013年)から飛ぶことに対する関心をそれぞれうかがうことができます。

また、期間中は宮崎駿監督の全ての作品が、日本語音声英語字幕付き、および英語吹替版で上映されるとのことです。

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