[横山杯]「この5日間の伸びしろはハンパなかった」市立船橋が雨中の千葉名門対決制す

ゲキサカ / 2014年12月30日 0時18分

[横山杯]「この5日間の伸びしろはハンパなかった」市立船橋が雨中の千葉名門対決制す

[12.29 横山杯決勝第2グループ第3戦 市立船橋高 2-0 八千代高 HASAKI SOCCER VILLAGE A面]

 29日、「横山杯 第15回全国ユース招待サッカー大会」1st Divisionは決勝リーグ最終戦を行い、ともに2勝の市立船橋高(千葉)対八千代高(千葉)戦は市立船橋が2-0で勝利。決勝リーグ3戦全勝とした市立船橋は埼玉栄高(埼玉)とのファイナルマッチ(29日)へ進出した。

 非常に激しい雨の中で開催された千葉名門対決。ともに1学年上の世代から公式戦を経験してきた選手が多く、先月の選手権千葉県予選準決勝では延長戦の熱戦を演じている。力を知ったもの同士。また負けられないというプライドもあってか、互いに気を抜いた姿や不用意なミスを見せない好勝負となった。

 市立船橋の3バックに対し、この日の八千代は通常と異なる3トップの構成。FW佐藤史将、FW林寛晃、FW積田隼輔の3人がポジションチェンジを繰り返しながら市立船橋の網を破ろうとする。前半21分には左オープンスペースを突いたSB宮野洸のクロスのこぼれ球を林が左足で叩く。

 対して市立船橋は26分、左サイドから仕掛けたMF工藤友暉がPAでDFをかわしにいったところでファウルで止められてPK獲得。これをMF椎橋慧也が右足で決めてリードを奪った。その後も椎橋とMF古屋誠志郎のダブルボランチをはじめ、個々が高い献身性を発揮する市立船橋はスピードの特性を発揮するFW永藤歩やFW太田貴也がチャンスに絡む。後半15分にMF高宇洋が強引に放った左足シュートはクロスバーを叩いたが20分、スペースへ落としたボールにDFと競りながら走りこんだ高が、当たってくる相手をいなすような強さと1タッチでGKの頭上を射抜く巧さを合わせた圧巻のゴール。このゴールで引き寄せた白星をそのまま掴み取った。

 八千代の豊島隆監督は市立船橋の個々の選手の能力の高さを認めつつも「攻撃のスイッチが入った時には行けると思いました。攻撃は行けるかなと」。市立船橋の永藤や高の個の速さや強さで違いを作られたが、現時点であった差をここからの成長度高い選手たちとともに「チームとして埋めていきたい」。来冬までにひっくり返せるようにプレーの質の部分を特にこだわっていく。

 一方、市立船橋は朝岡隆蔵監督が「この5日間の伸びしろはハンパなかった」と驚いたほどの5日間。激しい雨の中の試合でも「ピンチをピンチとしない守備は集中力が出ていた」と指揮官も納得の出来だった。前橋育英高、武南高、そして八千代高と続いた3試合を全て無失点。堂々の戦いぶりで優勝に王手をかけた。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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