[特別座談会]就職活動時期が変わる…体育会学生の在り方を考える(前編)
ゲキサカ / 2015年1月8日 16時0分
大学生の就職活動の時期が来年度から大きく変わる。16年卒業生を対象に、従来は4月から選考活動が開始されていたものが8月に、企業の広告活動が12月から3月へと変更となる。これまで、サッカーシーズンがオフとなる12月から1月の間に就職活動ができたが、オフの期間に動きをとりづらくなる上、4年生の体育活動繁忙期と就職活動繁忙期が重なるため、より就職活動に時間が割くことが難しくなる状況が予想される。部活を3年生で引退する選手も出てきている中、体育会学生はどのように部活動および就職活動と向き合えばいいのだろうか――。大学体育会学生の在り方を話し合う前編をお届けする。
【座談会参加メンバー】
山田卓也:1974年8月24日生まれ。駒澤大卒業後の97年にV川崎(現東京V)加入。C大阪、横浜FC、鳥栖を経て、10年からアメリカのタンパベイ・ラウディーズでプレー
横山知伸:1985年3月18日生まれ。早稲田大卒業後の08年に川崎F加入。C大阪を経て、14年から大宮でプレー。大学時代には就職活動も行い、証券会社から内定を得る
神田義輝:元Jリーグキャリアサポートセンター。現(株)山愛 スポーツ事業部部長 アスリート・キャリア・デザイナー
丸山和大:(株)Criacao 代表取締役社長。東京都社会人サッカー1部・Criacaoの運営はじめ、大学生・アスリート等のキャリア支援事業等に従事
丸山「就職活動の時期が大きく変わることで体育会学生の部活動に影響が出ることが予想されるます。これまでも部活動と就職活動の両立は難しかったと思いますが、山田さんと横山さんは大学時代に就職とどう向き合っていましたか」
山田「僕は桐蔭学園高からサッカー推薦で駒大に入ったということもあり、サッカーをするのが仕事というわけではありませんが、サッカーを辞めたら大学も辞める状況でした。高校を卒業するときに大学に行くか、プロに行くかという話になっていましたしたが、桐蔭の先輩や同世代の名波(浩)さんや藤田(俊哉)さんなど、有名選手のほとんどが大学へ進学していたんです。時代が今とは違いますが、大学に行くことがプロへの近道という考えもあり、大学へ進学しましたし、一度大学に入ったら4年間はきっちりそこで続けようという思いでした。大学在学中もJクラブから『ウチに来ないか』という誘いがあったので、プロサッカー選手以外の選択肢はあまり考えていませんでしたね」
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