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香川の左足ボレーが原口のハンド誘いPKも…上位対決は1-1ドロー

ゲキサカ / 2016年10月15日 5時42分

試合後、ユニフォームを交換するMF香川真司とMF原口元気

[10.14 ブンデスリーガ第7節 ドルトムント1-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは14日、第7節1日目を行い、MF原口元気の所属する2位ヘルタ・ベルリンは敵地でMF香川真司所属の3位ドルトムントと対戦し、1-1で引き分けた。原口は左サイドハーフで開幕から7試合連続のフル出場。ベンチスタートの香川は後半15分から途中出場した。

 MFゴンサロ・カストロ、DFラファエル・ゲレイロらインサイドハーフのポジションを争うライバルに故障者が続出し、開幕戦以来の先発が予想されていた香川だったが、ふたを開けてみれば、この日もベンチスタート。MFユリアン・バイグルとMFセバスティアン・ローデがダブルボランチ気味の4-2-3-1でスタートし、トップ下の位置にはMFマリオ・ゲッツェが入った。

 前半6分、そのゲッツェのスルーパスから右サイドのスペースを突いたMFクリスティアン・プリシッチのクロスをファーサイドのMFエムレ・モルが左足ボレー。両サイドハーフが決定機を演出したが、シュートは大きく枠を外れ、先制点とはならなかった。

 その後は原口が起点となってヘルタがチャンスをつくる。前半17分、左サイドを縦に突破した原口のマイナスのクロスをPA外のMFアレクサンダー・エスバインが左足ダイレクトで狙うが、ゴール上へ。同29分には自陣から原口が前線にロングパス。DFラインの背後を取ったMFバレンティン・シュトッカーが左足でシュートを打ったが、これも枠を捉えられなかった。

 スコアレスで折り返した後半6分、ついにヘルタがゴールをこじ開ける。右サイドのスローインからボールをキープしたFWベダド・イビセビッチがヒールパス。PA内右に切れ込んだシュトッカーが右足でニアサイドを破り、先制点を奪った。

 1点を追う展開となったドルトムントは後半15分に2枚替え。ローデとゲッツェを下げ、香川とMFウスマン・デンベレを投入した。バイグルをアンカーに香川とデンベレがインサイドハーフを務める4-1-4-1にシステムも変え、反撃に出ると、後半20分、香川のサイドチェンジからモルが左クロス。FWピエール・エメリク・オーバメヤンがゴール前に飛び込んだが、わずかに合わせ切れなかった。

 選手交代で徐々に流れを引き寄せるドルトムントは後半22分、デンベレのスルーパスに抜け出したオーバメヤンがGKとの1対1から右足でループシュート。しかし、GKが手に当てたボールは右ポストを直撃し、同点ゴールとはならず。同26分には最後の交代枠を使い、DFマルセル・シュメルツァーに代わって今季初出場となるDFパク・チュホが入った。

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