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[プレミアリーグWEST]最終節も後半失速して逆転残留ならず・・・名古屋U-18は東福岡に0-4で敗れ、初降格

ゲキサカ / 2016年12月12日 7時17分

[プレミアリーグWEST]最終節も後半失速して逆転残留ならず・・・名古屋U-18は東福岡に0-4で敗れ、初降格

[12.11 高円宮杯プレミアリーグWEST第18節 東福岡高 4-0 名古屋U18 東福岡高G]

 11日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWEST最終節が行われ、4位の東福岡高(福岡)と降格圏9位の名古屋グランパスU18(愛知)が対戦した。

 すでに自力での残留の可能性はなくなっていたが、8位・神戸弘陵高(兵庫)と名古屋との勝点差は3。神戸弘陵が敗れ、名古屋が勝てば勝ち点14で並び、得失点差で上回っての残留を掴むことができる。昨年も最終節まで降格圏内に沈みながら、京都橘高(京都)から11点を奪い、逆転残留を果たした経験があるだけに、名古屋の選手たちは気合十分で試合に挑んだ。対する東福岡も全国高校選手権前、最後の公式戦とあり、序盤から緊迫した展開が続く。

 最初の見せ場は前半18分。名古屋のFW杉田将宏が中盤でのボール奪取からそのまま前進し、DF裏のスペースにスルーパス。FWマツオカ・ジョナタンがフリーで反応したが、オフサイドとなった。以降もマツオカの躍動感あふれる飛び出しからチャンスを狙ったが、東福岡の守備陣が要所をしっかりと抑えて対処。「前期に対戦した時に、チンチンにやられたので苦手意識があった」(DF小田逸稀、鹿島内定)という名古屋MF田中彰馬に対しても、ほとんど見せ場を与えない。一方、東福岡はテンポの良いパス回しからサイド攻撃を繰り出したが、44分に左クロスから放ったMF高江麗央(G大阪内定)のヘディングシュートが枠から外れるなど名古屋DFを脅かすことができず、両者、無得点のまま前半を終えた。

 後半も名古屋が先に仕掛ける。10分には自陣でボールを奪ったDF青山夕祐が左前方にロングボールを展開。フリーで抜け出したマツオカから中央の杉田と繋ぎ、最後はPA右の田中へと渡ったが、東福岡GK前島正弥が冷静に防いだ。勝利をどん欲に目指す名古屋の攻撃をしのぎ続けると、ここからは東福岡の時間帯に。「我慢する時間が多い中で、前半をゼロで終えることができて、よかった。自分たちは運動量が多いので、相手の足が止まった後半に仕掛けることができた」とDF砂原一生が口にしたように、動きで相手を上回り、チャンスを作る。21分には左CKを競り合ったこぼれをFW大森真吾が押し込み、東福岡が先制すると、42分には途中出場の2人が好機を演出。FW佐藤凌我が右サイドをフリーで突破し、ゴール前に送ったパスをMF姫野天輝が決めた。直後の44分にはPA手前で奪ったFKを高江が直接ゴール左下に決めて3点差。アディショナルタイムにも佐藤が加点し、4-0で東福岡が勝利した。

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