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筑波大FW中野誠也、目標とするのは「ゴンさん」の背中…注目ストライカーの今

ゲキサカ / 2017年8月14日 10時19分

天皇杯での活躍もあり注目集める筑波大FW中野誠也

 凄まじい活躍をみせている。関東大学リーグで得点ランキングトップに立つ筑波大のFW中野誠也(4年=磐田U-18)は、天皇杯でJクラブを相手に3試合連続ゴール。計5得点を挙げる活躍でチームのエースたる活躍をみせる。今夏には大学の世界対抗戦・ユニバシアード競技大会を戦うユニバーシアード日本代表にも選出。日の丸を背負い、金メダルを目指す。

 磐田の下部組織からトップ昇格を果たせず。「他のクラブへいってやろう」と反骨心をむき出しにする時期もあったが、クラブ愛を自覚し、古巣への“復帰”を決めた。ブレイク中の注目ストライカーの今は?

―ジュビロ磐田の試合を初めて観戦した記憶などはありますか?
「一番最初にジュビロの試合を見たのは小学校2年生だったかなと思います。対戦相手は覚えていないのですが、バックスタンドにいたのは覚えています。名波(浩)さんとか、鈴木秀人さんとか、中山(雅史)さんとかがいました。当時のジュビロには強いイメージしかないのがその頃でしたね」

―ジュビロには中学時代にあたるU-15から所属していますが経緯は?
「小学生のとき、僕がいたチームはそこそこ強いチームで。先輩方もジュビロの下部組織に入るのが一般的な流れでした。それまではジュビロSS磐田、浜松、掛川だったのですが、僕がU-15へ入る一年前に強化の一番上にあたる『ジュビロ磐田U-15』が出来たので、そこで勝負したいなというのがあって、入りました」

「僕が住んでいたのは浜松の端だったので、自宅から磐田はかなり遠いところ。電車とかでは近くないような場所だったので、両親が車で送り迎えしてくれる生活で。今思えば、親からしたら本当にきつかったと思うので感謝しています。両親と話しても、あのときが一番きつかったと言っていましたね(苦笑) 中学の間は僕自身も必死にやっていて、気がついたら3年間が終わっていたという感じでした」
トップ昇格ならずも大学4年間で大きく成長を遂げた

―その後に磐田U-15からU-18へ進み、ゴールを量産していたなかでもトップ昇格はできず。当時の心境は?
「結果だけを見れば、(トップへ)上げてくれるのかなと思いましたけど、結果だけではないので。得点に関しては取れるほうだとは思いますが、一つ一つのプレーでの弱さが明らかでした。プロの練習参加もさせてもらって、明らかに通用しないだろうなという部分がありました」

「なので、トップへ上がらずに一度大学を挟んだほうがいいんじゃないかという気持ちもあったんです。もちろん悔しさもありましたし、“なんで上げないんだ”というくらいの反骨心もありました。それでもあくまでポジティブな気持ちで筑波大学には進みました」

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