奇妙な優勝…アーセナルがセビージャに敗戦も“斬新な”レギュレーションによりエミレーツ杯制覇
ゲキサカ / 2017年7月31日 10時4分
エミレーツ杯は30日、2日目を行い、アーセナル(イングランド)の2大会連続5度目の優勝で幕を閉じた。
アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムでプレシーズンに開催される同大会。レギュレーションは少々特殊で、総当たり戦ではなく2日間で2試合を戦い、勝利チームには勝ち点3、引き分けで勝ち点1、敗戦で勝ち点0という通常の勝ち点換算に加え、1ゴールにつき勝ち点1が与えられる仕組みとなっている。
9回目となった今大会は、アーセナルのほかにセビージャ(スペイン)、ライプツィヒ(ドイツ)、ベンフィカ(ポルトガル)が参戦。29日に行われた第1戦では、アーセナルがベンフィカに5-2で勝ち、セビージャはライプツィヒを1-0で下した。
2日目、アーセナルはセビージャと対戦。先制したのはセビージャだった。スコアレスで迎えた後半4分、FWウィサム・ベン・イェデルのダイレクトスルーパスをPA内で受けたMFホアキン・コレアが右足で流し込み、先制点。だが、アーセナルが17分に追いつく。右サイドをMFアレックス・オクスレード・チェンバレンが強引に突破。中央に折り返したボールをニアのFWダニー・ウェルベックはミートしなかったが、中央に流れたボールをFWアレクサンドル・ラカゼットが右足で流し込み、試合を振り出しに戻した。
決勝点は後半24分に生まれた。セビージャは左サイドのスローインからMFガンソがスルーし、PA手前でボールを受けたMFスティーブン・エンゾンジが左足を振り抜く。ふわっとしたシュートが鮮やかな弧を描きながら右サイドネットに吸い込まれ、2-1。セビージャがアーセナルに勝利した。
これでセビージャが2連勝となったが、前述のレギュレーションにより勝ち点9と得失点差でセビージャと並んだアーセナルが、総得点で上回って優勝となった。この“奇妙な優勝”に表彰式ではキャプテンのDFペア・メルテザッカーも複雑な表情を浮かべていた。
以下、エミレーツ杯順位表と結果
【順位表】
1.アーセナル(9)+2
2.セビージャ(9)+2
3.ライプツィヒ(5)+1
4.ベンフィカ(2)-5
(7月29日)
アーセナル 5-2 ベンフィカ
ライプツィヒ 0-1 セビージャ
(7月30日)
アーセナル 1-2 セビージャ
ライプツィヒ 2-0 ベンフィカ
●プレミアリーグ2017-18特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
リバプール快勝で暫定2位浮上!MF遠藤は前半ヒヤリも…フル出場で勝利に貢献
スポニチアネックス / 2024年4月22日 2時30分
-
シーソーゲームを制したのはアウェー・バルサ…パリSGに3-2先勝でホームでの第2戦へ
ゲキサカ / 2024年4月11日 5時53分
-
デ・ブライネが強烈2発!! マンC、4発逆転勝利でリバプール&アーセナルにプレッシャー
ゲキサカ / 2024年4月6日 22時31分
-
フォーデンが鮮やかハット!! マンC、アストン・ビラとの上位対決を4発で制す
ゲキサカ / 2024年4月4日 7時8分
-
リバプールが暫定首位浮上…エースの一撃でブライトンに逆転勝利!! 遠藤はフル出場
ゲキサカ / 2024年4月1日 2時26分
ランキング
-
1大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
-
2《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
3開催国カタール、敗戦後に「紳士の振る舞い」 地元サポが勝利の日本へ拍手で称賛「いい国だ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 1時57分
-
4ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
5松坂大輔氏、横浜高校時代“最もキツかった練習”を告白「2度とやりたくない」
Sirabee / 2024年4月26日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください