開始2分で失点も…“緑ダービー”は東京Vに軍配!! アラン・ピニェイロがオーバーヘッド決勝弾
ゲキサカ / 2018年3月11日 16時19分
[3.11 J2第3節 東京V 2-1 松本 味スタ]
J2リーグは11日、第3節2日目を各地で行い、東京ヴェルディは松本山雅FCとホームで対戦した。立ち上がりの失点を前半のうちに取り返し、2-1で逆転勝利。開幕からの無敗試合を3つに伸ばした。
ホームの東京Vはここまで1勝1分けの勝ち点4。開幕節の千葉戦(○2-1)、前節の甲府戦(△0-0)と同じ先発メンバーで臨み、ユースから昇格したばかりの18歳FW藤本寛也は3試合連続の先発出場を果たした。
一方、2試合連続引き分け中の松本は、前節の新潟戦(△1-1)から2人を変更。MF石原崇兆、FW高崎寛之に代わって2試合ぶり先発のDF下川陽太、前節途中出場でゴールを決めたMFセルジーニョが入った。
松本が早々と試合を動かした。前半2分、セルジーニョの縦パスに抜け出したMF前田直輝が左サイドを攻め上がり、ゴール前に向かって折り返す。ニアサイドに走り込んだFW永井龍が右足ダイレクトで流し込み、ファーストシュートで今季初ゴールを挙げた。
東京Vも前半7分、MF梶川諒太が右CKを蹴り込み、ゴール正面でDF畠中慎之輔が身体を投げ出しながらヘディングシュート。ゴールに向かったボールをFWドウグラス・ヴィエイラが軌道を変えてネットを揺らし、試合はさっそく振り出しに戻った。
その後は一進一退の攻防が続いたが、前半43分、東京Vにスーパーゴールが決まる。MF渡辺皓太のパスを受けたDF奈良輪雄太が左サイドを駆け上がり、左足でマイナス気味のクロスを展開。FWアラン・ピニェイロをめがけたボールは後ろに流れたが、左足のオーバーヘッドシュートで豪快に叩き込み、前半のうちに逆転を果たした。
後半は一転、互いにチャンスをつくれない展開が続いた。先に動いたのは松本。14分、前田に代えて石原、24分、MF岩間雄大に代えてMF工藤浩平を投入した。一方の東京Vも24分、藤本を下げてFWカルロス・マルティネスを入れた。
後半29分、松本はDF田中隼磨に代わって高崎を入れ、終盤の攻勢に期待をかける。しかし、コンパクトに守る東京V守備陣を崩せず、同41分の高崎のシュートもGK上福元直人がセーブ。アディショナルタイム3分でもチャンスをつくることができず、今季初の黒星を喫した。
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