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アグレッシブな攻撃が空回り…日本高校選抜、年下の静岡県ユース選抜とドロー

ゲキサカ / 2018年3月12日 13時52分

前半39分、日本高校選抜MF井上怜(市立船橋高)が左足で同点ゴール

[3.11 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 1-1 日本高校選抜 草薙陸]

 3月末に開幕するデュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)へ向けて準備とメンバー選考を行っている日本高校選抜が11日、第33回静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部で静岡県ユース選抜と対戦。1-1で引き分けた。

 4-4-2システムの日本高校選抜はGKが湯沢拓也(前橋育英高)で、4バックは右SB 後藤田亘輝(前橋育英高)、CB蓑田広大(青森山田高)、CB角田涼太朗(前橋育英高)、左SB佐藤拓海(青森山田高)。中盤はキャプテンのMF田部井涼(前橋育英高)とMF宮本優太(流通経済大柏高)のダブルボランチで右MF井上怜(市立船橋高)、左MF菊地泰智(流通経済大柏高)、2トップは選手権得点王の飯島陸(前橋育英高)と荒木駿太(長崎総科大附高)がコンビを組んだ。

 対戦した静岡県ユース選抜は年下の1、2年生メンバーで構成。だが、いずれも17年U-17W杯日本代表メンバーのGK梅田透吾とCB監物拓歩(ともに清水ユース)らが先発した相手を日本高校選抜は攻めあぐねてしまう。

 日本高校選抜の平野直樹監督(履正社高)は「子どもたちには攻撃に、守備に超アグレッシブにと言っていた」。立ち上がりこそ、前への勢いのあった静岡に攻め込まれ、FW塩浜遼(静岡学園高)のドリブル突破などを許していた日本高校選抜だが、すぐに流れを引き寄せると攻守においてアグレッシブなプレーを見せていた。

 ただし、アグレッシブに攻めようとしすぎたが、相手の背後を狙った縦パスを多用した日本高校選抜は、守備能力の高さを見せる監物やCB山田梨功(浜松開誠館高)、落ち着いた対応光るGK梅田に跳ね返されてしまう。

 後藤田の右クロスを菊地が合わせたほか、田部井や宮本がミドルシュートにチャレンジ。菊地の背後を突くパスなどで攻めたものの、攻撃が単調になった部分もあって1点を奪えない。逆に29分、PA方向へ抜け出した静岡MF齊藤聖七(清水ユース)に縦パスを通されてPKを献上。これを齊藤に決められて先制されてしまった。

 それでもCB角田や左SB佐藤拓がグイグイと前に出て来る日本高校選抜は、33分に田部井の左足FKが枠を捉え、37分には佐藤拓の左クロスから荒木がダイビングヘッド。いずれもGK梅田にセーブされたものの、効果的なサイドチェンジも含めて攻めた日本高校選抜は39分、佐藤拓のパスでPAへ潜り込んだ飯島が切り返しでDFを外し、体勢を崩しながらも右足シュートを打ち切る。最後はクロスバーを叩いた跳ね返りを井上が左足でゴールへ押し込み、同点に追いついた。

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