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ハリル電撃解任、田嶋会長会見要旨

ゲキサカ / 2018年4月9日 23時25分

―西野氏との契約期間は。後任の技術委員長は。
「契約期間はロシアW杯まで。後任の技術委員長は今、人選しているところで、できれば今度の木曜日には理事会に諮りたいと思っている」

―ウクライナ戦が終わったあとにすぐに気持ちを決めていたのか。ウクライナ戦が終わってから今に至った経緯は。
「ウクライナ戦の前にいろいろ考えているのはシミュレーションであって、具体的に法務的な手続きについて調べたことはない。それぐらいハリルホジッチ監督を信頼し、サポートしていこうという結論になっていた。マリ戦、ウクライナ戦のあと、さまざまな情報を収集して、これが最終的な決断になるかもしれないと思って、さまざまなことを分析し始めた。だから少し時間がかかったというのがここに至った経緯。最終的な意思決定は会長の専権事項だと認識しているが、多くの人に相談した。よく洩れなかったなと思うぐらい多くの人に相談し、この結論に至ったのも事実。ただ、最終的には会長が決めないといけない。特にこのような緊急を要するときの決断ならそうだ」

―いかに技術委員会が機能していなかったのかが分かった。ベスト16のノルマが達成できなかった場合の会長自身の責任はどう取るつもりか。
「この決断をしなければ私の責任はなかったのかということ。会長というのはそのときそのときで日本サッカー協会の発展のために必要な決断をしていくこと。それが責任だと思っている。辞める、辞めないを軽々に言うつもりはない。1%でも2%でもベスト16に入る可能性を上げる選択をしたと考えている。それが私の責任だと思っている。技術委員会がまったく機能していなかったというのは、まったくそんなことはない。彼らは必死になって代表チームをサポートし、どう改善していくかをやっていたのは事実。監督主導でやっているように思われたかもしれないが、そのサポートをしっかりやってきているのも僕はよく見ているので、まったく機能していなかったというのは当たっていないと思う。ベスト16を突破できたら、できなかったらという責任についてはその都度考えないといけない。だれかが辞めれば済むのか、そういう問題かどうかも含めて考えていくつもりでいる。責任ということを恐れて何もしないのではなく、責任を全うする。今の状況で少しでも勝つ可能性を考えてやっていく。その決断をしたことが責任だと思っている」

―ハリルホジッチ監督はW杯メンバーは2段階で発表すると言っていたが、それも変わるのか。
「日程など大筋なところを変えるつもりはない。ただ、今後どうするのか。最終戦が終わって23人にするのか、向こうに連れて行ってから落とすのか。そういうことは木曜日までに分かればみなさんにお伝えしたい」

「私はこの危機をいい方向に持っていきたいと思っている。オールジャパンで、コーチングスタッフ、トレセンコーチ、サッカー協会、JFAハウスにる人、みなさん、メディアを通して応援してくださっている方々。日本がここでしっかり団結していくチャンスにしたいと思っている。残念ながら、違う方向にあったと認識している。それを変えるいいチャンスだと思った。それも含めて、いい方向に向く日本代表にしていきたい。是非応援よろしくお願いします」

(取材・文 折戸岳彦)
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