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ハリル電撃解任、田嶋会長会見要旨

ゲキサカ / 2018年4月9日 23時25分

―残り2か月で西野監督はこれまでやってきたことを踏襲するのか。どのような日本サッカーを構築していくべきだと考えているのか。
「まさに日本サッカーと言ってくれた。そこは一番大事にしないといけない。もちろん、これまでやってきたことを全部、全否定するわけではない。ただ、西野監督がやりたいこと、やりたいスタッフで全面的にサポートしていく。我々が築き上げてきたスカウティングやコレクティブに戦う日本の選手たちの能力であったり、そういうものもしっかりと出していける日本らしいサッカーをやってほしいと思っている。これは木曜日に是非同じ質問をしていただければと思う」

―他に候補はいたのか。ハリルホジッチ監督が率いていた期間にも監督候補は考えていたのか。
「最終的なこの段階では内部からということで考えた。だから西野監督や手倉森監督など、内部からと考えていた。それまでのところでいなかったのかというと、もちろん常にそういうことは考えていなければいけないと思っていたが、今ここで名前を出すべきではないと思っている」

―ハリルホジッチ監督は最終準備のエキスパートだが、結果的に彼の一番良い面を発揮する前に辞めてもらうことになった。西野監督は実績があるが、短い期間で準備をしたことがない。
「最終的に良いチームにするというところで言うと、やはりチームが一緒になって、お互い信頼し合い、コミュニケーションを取り合ってやれるからこそ、そのことができると思った。ただ、それができないのではないかと思ったから、この決断に達した。ベースはそこだと考えている。そして、緊急事態ということで西野氏にお願いした。それは内部から、今までの準備を知っている人がやるべきだと思った。3週間が短いか長いかは分からない。逆に言うと、短いからこそ、みんなが集中できる。もし、早くやっていたら、違った意味での摩擦が出るかもしれない。この短い時期だからこそ、西野氏にお願いしたというのはある。得手不得手はあるかもしれないが、そんなことを言ってはいられない。残り2か月、実質集まれるのが3週間。そこでやれることをすべてみんなでやるということを考えて、このスタッフになった。具体的なスタッフについては木曜日に話をさせていただく」

―法務と話をしてフランスに行ったということだが、どういう内容の話をしたのか。
「法務のところで相談したのは、どういう形で解除の手続きが完結するのか、契約を途中で切るときにどのような義務が発生するのか。そういうことをしっかりと分かった上でなければできないので、ウクライナ戦のあとに時間を要したのは、そういうところをしっかりとやるということだった。その上でお伝えしに行った。法務上は別にその必要はなかったが、私は彼に誠意を持って伝えたいということで、それが効果があったかどうかは別としても、自分の気持ちとしてはそれを実行した」

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