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日本代表西野朗新監督の就任会見要旨

ゲキサカ / 2018年4月12日 22時19分

―U-21監督の森保氏をコーチに加えた理由は。5月の合宿までどういう動きをするつもりか。
「スタッフ編成はすべて日本人スタッフ、そして今、代表チームに関係しているスタッフでカバーしたいという思いがあった。優秀なスタッフとオールジャパンでという中で、アンダーカテゴリーの活動もあるし、強化を図らないといけないが、彼自身の指導経験、インターナショナル的なところも協力してもらいたいと思った。将来的なところでも、手倉森、森保の2人はこれからの世代を当然引っ張っていってもらわないといけない指導者でもある。他のスタッフに関しても、自分自身は今までそう多くのスタッフではやってこなかったが、世界を経験できる中でGKコーチ、コンディショニングコーチ、メディカルも含め、できるだけ経験を持ってもらいたいということも考えて入ってもらった。自分の今後はまだスケジューリングしていないが、(海外と)往復する時間がどうかだが、全員に発信したい部分はあるし、個人的に伝えたい部分もある。(時間の)猶予があれば、まだ動き自体は決めていないが、海外組の状況も実際に見たうえで、会ったうえで、伝えたい部分も考えている」

―ハリルホジッチ監督はメンバー候補のラージリストをつくっていたが、それがベースになるのか。
「できればフラットな状況で考えたいとは思うが、(技術委員長としてハリルホジッチ)監督の下でリストを作成してきた中でベースとなる選手は変わらないと思う。これからもその選手たちをベースにしたうえで考えていくことがベストだと思う。グループでとか、ユニットでとか、そういう中での力も必要なので、新しい選手というのももちろん考えたいところではあるが、チームをつくっていく上では今までのラージのメンバーをベースにして考えていきたいと思っている」

―W杯で勝つ確率を1%でも2%でも上げるための監督交代と会長は説明していたが、西野監督は日本が勝つ可能性は何%だと考えているか。
「勝てる確率を高めていくには、選手たちのプレー、本来持っているパフォーマンスをしっかり出させた上でそういう結果が付いてくると思うので、そこを追求したいし、選手たちにも強調したい。選手たちのパフォーマンスをしっかり代表チームの中でも出していける状況を求めていきたいと思う。こういう事態になって、選手たちはいろんな気持ちを持っているはず。これは1%、2%どころではない。選手たちはこの状況に危機感であったり、日本サッカーに対する強い気持ちをさらに持ってくれたと思っている。現に昨日、一昨日のゲームを見ていてもそういう選手たちの気持ちは伝わるし、いろんな意味で勝てる確率というはかなり高まっていると思う」

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