日本代表西野朗新監督の就任会見要旨
ゲキサカ / 2018年4月12日 22時19分
日本代表の西野朗新監督が12日、都内で就任会見を行った。
以下、就任会見要旨
●西野朗監督
「このたびハリルホジッチ監督の後任として日本代表監督を受けることにしました。本来であれば、技術委員長の立場として日本代表チームの監督はじめコーチを支える、サポートするポジション。2年前、(技術委員長に)就任してから精一杯、代表チーム、監督へのサポートを考えてきた。ただ、最終的にロシアの直前でこのような状況になり、代表監督を引き受けたということで責任を感じている。この事態の中で精一杯、ロシアに向けてチームづくりをしていきたい覚悟でいる。2年間、現場を離れて技術委員長という立場で仕事をしてきたので、まずは指導者としての心身を整えて、選手を見て、日本サッカー界を見て、これからチームづくりをしていきたい」
―これまでハリルホジッチ監督が構築しようとしていた縦に速いサッカーは引き継いでいくのか。ここのところ日本代表で出場機会の少なかった香川選手、岡崎選手、本田選手という経験豊富な選手をどう捉えているか。
「(ハリルホジッチ)監督のスタイルというのは日本のサッカーに足りなかった部分でもあると思う。1対1に強さを求めたり、縦への攻撃に対する推進力を求めたり、これは今までのA代表だけでなく、各カテゴリが世界に行って、少なからずそういうものが足りない中で次のステージに進めなかった。言葉では『デュエル』『縦』とシンプルだが、実際の内容は高度なもので、それを選手たちに強く要求していた。そのスタイルは間違いなく日本代表チーム、日本のサッカーにとって必要なことではあると思う。縦への攻撃に関しても間違いなく必要だが、そのタイミングやその瞬間というのは質を上げた中でつくり上げないといけない。1対1の場面でもパワー的なところを要求したいが、そこは体格的、フィジカル的な要素の中でなかなか戦えないところもあり、別の角度からそういうものに対応していく必要もある。
必要なことに関しては継続して考えていきたいが、日本化した、構築してきた日本のフットボールがある。技術力を最大限に生かしたり、戦い方においても規律や組織力で結束して戦っていく強さ、化学反応を起こしたうえで戦う強さ。そういうのをベースにした上で構築していくことが必要だと思う。継承していくスタイルの部分と、選手たちがもっと自分のプレー、パフォーマンスを素直に代表チームで出す部分。代表チームでは自クラブでプレーしている以上のものが当然出るはずで、選手がストレートにプレーできる状況をつくっていきたい。
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