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「彼が最優秀選手だ」…敵将ハインケスが称えたレアルの選手

ゲキサカ / 2018年5月2日 11時5分

バイエルンを率いるユップ・ハインケス監督

[5.1 欧州CL準決勝第2戦 R・マドリー2-2バイエルン]

 1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でレアル・マドリー(スペイン)のホームに乗り込んだバイエルン(ドイツ)。4月25日にホームで行われた第1戦を1-2で落としていたチームは、逆転での決勝進出を狙ったが、その前に立ちはだかったのがレアルの守護神だった。

 前半3分にMFジョシュア・キミッヒの得点で先制に成功したものの、同11分と後半開始直後の1分にFWカリム・ベンゼマに決められて逆転を許してしまう。しかし、同18分にMFハメス・ロドリゲスのゴールで第2戦スコアで2-2に追い付き、2試合合計3-4として、あと1点取ればアウェーゴールで上回る状況にまで持ち込んだ。

 逆転を狙い、猛攻を仕掛けたバイエルンだったが、前半から好セーブを見せていたK・ナバスの存在に頭を悩ませることになる。後半31分にはDFダビド・アラバのクロスの流れからMFコレンティン・トリッソが決定的なシュートを放つも、驚異的な反応を見せたK・ナバスに弾き出され、その後も枠を捉えるシュートはことごとくK・ナバスにストップされ、レアルに逃げ切りを許してしまった。

 クラブ公式ウェブサイトによると、チームを率いるユップ・ハインケス監督は、「もちろんとてもガッカリしている」と肩を落としながらも、「今日のベルナベウのようなバイエルンは、ここ数年見たことがなかった」と最後までレアルを苦しめた選手たちを労った。また、「我々は今日も多くのチャンスを作ったが、ナバスは素晴らしかった。レアルの最優秀選手だ」と好守を連発した相手守護神を称賛している。

 相手を称えることを忘れなかった指揮官だが、「この2試合を総合的に見れば、より優れたいたのは我々の方だよ。我々は決勝進出で報われるべきだった」と決勝進出を逃した悔しさを隠し切れない様子だった。
●欧州CL17-18特集

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