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[球蹴男児U-16リーグ]守備から立て直し、交代選手躍動!東海大福岡が日章学園に逆転勝ち!

ゲキサカ / 2018年5月4日 22時33分

東海大福岡高FW瀬川瑠樹は決勝ゴールを決めた

[5.3球蹴男児U-16リーグD1第1節 日章学園高 1-3 東海大福岡高 大津球技場]

 九州の強豪校が長期に渡るリーグ戦を通して1年生選手の育成および指導者のレベルアップを図る「2018 球蹴男児U-16リーグ」が3日に開幕した。上位リーグ「Division1」の日章学園高(宮崎)と東海大福岡高(福岡)との一戦は、東海大福岡が3-1で逆転勝ちしている。

 先制したのは日章学園だった。前半6分、10番MF倉田晃志朗が相手DFラインの背後へミドルパス。これに反応したMF日野海土が快足を活かしてDFを振り切り、右足で先制ゴールを決めた。

 先発8人が日章学園中出身の日章学園が、連係面で一日の長があることを示す。中央のMF日吉悠真とMF徳重来輝、倉田の3人がテンポの良いパス交換から大きな展開。この日はAチームでレギュラーを張るDF古賀照也が不在だったものの、スピーディーな攻撃で東海大福岡を振り回した。

 東海大福岡は落ち着いたゲームメーク光る10番MF山根優汰とMF寺岡樹偉を配球役に反撃。FW瀬川瑠樹のシュートなどで反撃したが、前半は0-1のまま終えてしまう。だが、後半2分に交代出場のMF米田大輝が同点ゴール。そして、守備の距離感を意識して相手の縦パスに対応した東海大福岡が流れを引き寄せる。

 19分には米田がペナルティーアーク右側の位置でFKを獲得。FKキッカーの瀬川が低い弾道の右足シュートを左隅に決めて勝ち越す。「FKは自分の持ち味。前半(のFK)は少し遠くて天然芝ということも考えていなかった。フカしてしまったけれど、その修正踏まえて抑えて蹴ったのがいいところに蹴ることができた。自分としては自信のつくゴールになった」と瀬川。前半のFKの反省を活かし、貴重な1点をもたらした。

 日章学園は交代出場のFW栃原大輝が抜け出しからGKをかわしに行ったシーンやFW小野大斗の突破、クロスから決定機を迎えるシーンもあったが、決めきることができない。逆に東海大福岡は34分、交代出場のFW永江青渚が巧みなステップで相手の守りを攻略し、左足シュートを決める。

 日章学園は守備範囲の広さを見せていた相手の188cmGK金旻灝をはじめとした東海大福岡守備陣から2点目を奪うことができず。守備から立て直し、交代出場の選手たちが躍動した東海大福岡が逆転勝ちした。

 瀬川は「初戦で勝てばまず波に乗れる。自分たちはそういうチーム。きょうからの4日間全部勝って、その後の試合も全部勝って、その後の自分たちの試合や先輩たちの試合にいい波を作れたらいいなと思います」。“華麗なる猛虎”こと東海大福岡の1年生たちがこの逆転勝ちから勢いに乗る。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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