メッシの夏が終わるのか…クロアチアが3得点の大暴れ!! アルゼンチンはGL敗退へ崖っぷち
ゲキサカ / 2018年6月22日 5時5分
[6.21 ロシアW杯グループリーグD組 アルゼンチン0-3クロアチア ニジニ・ノブゴロド]
ロシアW杯は21日、大会8日目のグループリーグD組第2節を行い、初戦を引き分けたアルゼンチンと勝てば決勝トーナメント進出が決まるクロアチアが対戦した。守護神のクリアミスで先制されたアルゼンチンは0-3で大敗。グループリーグ突破に向けて崖っぷちの状況となった。
大会初戦でアイスランドと引き分けたアルゼンチンは先発3人を代え、フォーメーションを4-3-3から3-4-3に変更するという思い切った作戦に出た。FWアンヘル・ディ・マリア(パリSG)、DFマルコス・ロホ(マンチェスター・U)らがベンチに回り、前節でPKを外したFWリオネル・メッシ(バルセロナ)は右ウイングに入った。
対するクロアチアはMFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)をスタメンに加え、4-3-2-1のクリスマスツリー型システムで臨んだ。1トップのFWマリオ・マンジュキッチ(ユベントス)の後方にはMFルカ・モドリッチ(R・マドリー)、MFイバン・ラキティッチ(バルセロナ)が控え、両サイドハーフには攻撃的な選手を並べた。
先にチャンスをつくったのは、アルゼンチンの3バック脇をうまく突いたクロアチアだった。前半5分、自陣からのロングボールに左サイドハーフのFWイバン・ペリシッチ(インテル)が抜け出し、PA内でフリーになって強烈な左足シュート。ボールはなんとかGKウィリー・カバジェロ(チェルシー)がはじいた。
一方のアルゼンチンもメッシを軸に攻撃を組み立てる。前半13分、直前に鋭い裏抜けを見せたメッシが今度は下がってボールを持つと、DFマルコス・アクーニャ(スポルティング・リスボン)のクロスにMFマクシミリアーノ・メサ(インデペンディエンテ)が反応。シュートはDFシメ・ブルサリコ(A・マドリー)がブロックした。
さらに前半30分、クロアチアの連携ミスからアルゼンチンが決定機を迎える。再三左サイドを突破していたアクーニャの折り返しに対し、GKダニエル・スバシッチ(モナコ)とセンターバック2人がお見合いし、ボールはMFエンソ・ペレス(リーベル・プレート)の元へ。ところが、鋭いシュートはわずかに左へ外れてしまった。
クロアチアも負けじとチャンスをつくる。前半33分、右サイドを駆け上がったブルサリコが左足でクロスを送ると、大外から飛び込んできたマンジュキッチがダイビングヘッド。だが、うまくミートせずに枠を外れた。同アディショナルタイムには、FWアンテ・レビッチ(フランクフルト)がカウンターに抜け出したが、左足でのシュートは大きくゴールマウスを越えていった。
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