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エース宮崎の2発で逆転!山梨学院がインハイ初の準決勝進出!

ゲキサカ / 2018年8月11日 13時56分

山梨学院高はFW宮崎純真の2ゴールで逆転勝ち。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.11 総体準々決勝 山梨学院高 3-2 日章学園高 鈴鹿]

 山梨学院が初の準決勝進出! 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技準々決勝が11日に行われ、三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(第2グラウンド)の第2試合は、ともに初の準決勝進出を狙う山梨学院高(山梨)と日章学園高(宮崎)が激突。エースFW宮崎純真(3年)の2ゴールで逆転した山梨学院が3-2で勝利した。

 山梨学院が勝てば96年の韮崎高以来、山梨県勢22年ぶり、日章学園が勝てば宮崎県勢初となる4強入りを懸けた一戦は山梨学院が制した。山梨学院は序盤からFW安田正太郎(3年)の高さや宮崎のキープ力、鋭い抜け出しからゴールに迫るなど迫力のある攻撃を見せる。

 一方の日章学園はCB高田椋汰(3年)中心にリスク管理しながら守ると、切り替えの速いサイド攻撃を展開。司令塔のMF比嘉将貴主将(3年)から、キープ力高いエースMF河原淳(3年)やFW鈴木陽介(2年)へボールを繋ぎ、河原のロングシュートなどで相手ゴールを目指した。

 山梨学院も高さのあるCB大石悠介(3年)やコーチングで周囲を動かすCB西澤俊主将(3年)が守りを引き締めていた。そして31分には縦パスから右サイドで相手DFと入れ替わった宮崎が右足を強振。だが、ボールはクロスバーを叩いてしまう。

 前半アディショナルタイム、日章学園が先制点を奪う。右サイドでのFKからわずかにボールをずらして河原が左足でボールを入れると、CB古賀照也(1年)の折り返しを鈴木が頭でゴールに叩き込んだ。

 だが、山梨学院は後半開始50秒、右SB保坂紘生(3年)のインターセプトを起点に速攻。スペースへ抜け出した宮崎のクロスをMF平松柚佑(2年)が豪快に決めて同点に追いついた。

 ただし、相手の背後を突く攻撃が利いていた日章学園は15分に2点目のゴール。比嘉からの縦パスを受けた鈴木がPA手前で粘ってサポートの河原へはたく。これを受けた河原が右足で決めて日章学園が勝ち越した。

 再びビハインドを負った山梨学院だったが、エース宮崎がチームを救う。22分、ロングボールのこぼれ球を拾った宮崎が右サイドへ流れながら右足シュートをゴール左へ決めて同点。さらに28分、ロングボールを収めた宮崎がターンから巧みにDFをかわす。そして左足シュートをゴール左上に決めて逆転した。

 日章学園はセットプレーやサイドからのクロスボールで山梨学院にプレッシャーをかける。だが、山梨学院はゴール前で分厚い守り。シンプルにボールを跳ね返しながら、良い形でボールを奪った際には宮崎のスピードを活かしたカウンターでダメ押し点を狙いに行く。日章学園は相手の背後を狙う攻撃を継続したが、約9分間あったアディショナルタイムでも得点を奪うことができず。逆転勝ちの山梨学院は、12日の準決勝で東山高(京都)と対戦する。
 
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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