1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

代表歴ゼロからプロへ… 東海学園大FW榎本大輝がこだわるドリブルの美学 #ファントムを探せ

ゲキサカ / 2018年9月12日 20時0分

―高校は地元の市立船橋などではなく、中央学院に進学した。
「中学生の時にプレーしていたVIVAIO船橋を通して足元を大事にしているチームがあると聞いて、それで行こうかなと思いました。高校は我孫子市にあって、電車で1時間以上をかけて通っていました。でもいつも楽しくプレーしたいと思っていました」

―大学も東海学園大に進んだ。
「今年から岡山に入った武田拓真さんが高校の先輩で、その繋がりでここの大学に入りました。ずっと高校からやっていて、また一緒にサッカーがしたいなと思っていた。そんなところに(安原成泰)監督が声をかけてくれたので、「是非」という流れです。足元があって、サッカーが出来る選手が多いのも気に入っています」

―大学では同じく名古屋入団が内定している渡邉柊斗と同僚になった。
「渡邉柊斗はナイキの『NIKE MOST WANTED』に選ばれていたので知っていて、一緒の大学じゃないかなと思った。実際一緒にプレーしてみてすごく上手かった。今は怪我しているんですけど、復帰すれば本当にチーム力は全然上がると思います」

―名古屋への入団が決まった。
「3月に初めて練習参加で行って、そこで評価してもらった感じです。でもその時は風間監督とはそこまで話をしていません。練習に行って最後の日に少し話した程度です。『もっとドリブルをしていいぞ』とか本当に少しでした。でもサッカー自体のスタイルが大学と似ていたので練習に入りやすかったです」

―5月にはルヴァン杯浦和戦でデビューも飾った。
「自分の持ち味は出せたと思っています。Jリーグでもトップクラスのクラブが相手だったので、自信になりました。次の長崎戦も出たんですけど、リーグ戦はまた雰囲気が違いました。サポーターを含めて勝ちたいという気持ちが違った。8月には瑞穂でも試合に出ましたけど、今度は声援が違った。大学でも使ったことがなかったので、あそこで試合をすること自体が初めてでした。これからはどんどん出たいですね」

―8月には同期入団となる早稲田大の相馬勇紀が結果を残した。
「自分も出たら持ち味を出せると思っています。相馬は相馬で自分の持ち味を出した。自分は自分の持ち味で結果を残すだけだと思っています」

―今後の目標は?
「将来的には日本代表でもプレーしてみたい。海外でもサッカーしてみたいし、せっかくプロになれたので、自分がどこまで通用するのか確かめたい。浦和戦で出たときに槙野選手に1回だけ意識的に仕掛ける場面があったんですけど、完璧に取られた。これが日本のトップレベルか、と思った。やっぱりドリブルで抜けるような選手になっていきたいです」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください