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最終節のブーイングは「去り際かなと…」酒井高徳を直撃、日本復帰の可能性は?

ゲキサカ / 2019年6月6日 23時13分

―ご家族は去年の春に帰国したそうですね。2人の娘さんも小学生ということで、家族と離れて暮らすのは寂しいですよね。
「ドイツと日本という離れ方は簡単ではないですね。日本国内であれば、たとえ離れていても時間をつくって会うことはできます。家族との思い出という意味では、そのときにしか見られないものがあると思っています。6月1日が小学校の運動会だったのですが、幼稚園のときも含めて初めて運動会を見ることができました。いつもはビデオで送ってもらって見ていたので。そういう葛藤は常にありました。サッカーができる環境にいれば、そのレベルに関しては自分の中で最後は関係なくなるんじゃないか、大事なのはそこに家族がいるかどうかじゃないのか。そういうふうに考えるようになりました」

―この夏にも日本に戻ってくる可能性はあるのでしょうか。
「ハンブルクとの契約が残っていますし、監督も強化部も変わって、新しい監督(ディーター・ヘッキング監督)が自分を戦力として見ているのか見ていないのか、クラブが戦力として見ているのか見ていないのかというのは僕自身では判断できません。ただ、自分の中で可能性は大きく広げていて、ドイツに残りたいとか、日本に帰りたいとか、自分の中に何か決まった答えがあるわけではありません。この夏は初めて日本代表の活動もなくて、ゆっくり休める時間があるので、家族とも話しながら決めていきたいと思っています」

―古巣のアルビレックス新潟は今季、J2で戦っています。移籍金もかかる今夏の復帰は現実的ではなさそうです。
「難しいですよね。でも、新潟に戻りたい気持ちはありますし、新潟を助けたい気持ちは常に持っています。最後、新潟で現役を引退したいというのは自分の夢でもあります」

―逆に言うと、今夏の移籍先としては新潟以外のJクラブも候補になるということでしょうか。
「家族と一緒にいたいという自分の気持ちを踏まえた中で、日本は選択肢としてあります。それ(日本復帰)が早いとか遅いとか、いろんな考え、意見はあると思いますが、一番後悔しない、悔いが残らない選択をしたいと考えています。自分のキャリアにおいて家族はいつも力を貸してくれて、応援してくれています。どういう決断をすることが選手として一番いいのか、それを尊重するといつも言われているので、家族と一緒に考えて結論を出したいと思います」

―ドイツ国内の他のクラブに行く可能性もありますか。
「より自分がチャレンジできる環境に行きたいという気持ちはあります。現時点の自分にどういう選択肢があるのか確認したいですし、その選択肢の中に自分が思い描くチャレンジがあるのかどうかを考えてみたいと思っています。まだ具体的な話は来ていないので、話が来たらしっかり考えたいですね」

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