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ブラサカ日本代表がサブ組中心でスペイン代表Bも撃破! 27日の決勝で地元・トルコ代表と再戦

ゲキサカ / 2019年6月26日 12時51分

初めて主将に指名された寺西一(右から5番目)ら、日本代表の選手たち(提供:日本ブラインドサッカー協会)

【アンカラカップ】(トルコ)
[グループリーグ第4戦 日本代表 1-0 スペイン代表B
得点者
川村怜(前半11分)

[先発メンバー]
GK佐々木智昭(コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ)
FP田中章仁(たまハッサーズ)
FP黒田智成(たまハッサーズ)
FP寺西一(松戸・乃木坂ユナイテッド)
FP佐々木康裕(松戸・乃木坂ユナイテッド)
監督 高田敏志
ガイド 中川英治

 トルコに遠征中のブラインドサッカー日本代表が現地時間25日、スペイン代表B戦に挑み、1-0で下した。グループリーグで5戦4勝1分と無敗で決勝に進出。日本時間の27日23時より、トルコ代表と再戦し、初優勝を目指す。

 スペイン代表B戦は守備の要、寺西一を主将に指名し、GK佐々木智昭が代表戦に初出場。さらに前日24日のトルコ代表B戦で2ゴールをあげた佐々木康裕が先発ピッチに立った。

 試合が動いたのは前半11分。今大会6得点をあげ、この試合は途中出場だった川村怜が右サイド壁際でゴールスロー(GKからのスローイング)を受け、ドリブルで相手ゴール前まで切り込み、先制点を奪った。その後、選手を頻繁に入れ替えながら戦い、GK佐藤大介も含めて9人全員がピッチに立った。追加点は奪えなかったが、1-0で勝利した。

 初めて主将を託された寺西は胸をなでおろした。

「ホテルでのミーティングの時にスタメンだ、と言われて少し緊張していたが、監督からロッカールームで『今日はお前がゲームキャプテンだ』と言われた時は本当にびっくりした。円陣の掛け声も中学校の応援団長のようになってしまったぐらい、とても緊張しました。みんなが声をかけてくれたり、プレーの面でも助けてくれたので相手に当たりに行く、という自分の良さを出すことに集中して、ある程度はそれが出せたと思う」

 代表戦に初出場したGK佐々木智昭もこう続けた。

「初めてピッチの中で君が代を歌い、日本を背負って戦うことを実感した。先制点の場面も、相手がハーフまで下がっていたので、ハーフラインの辺りにいた(川村)怜に出して、そこから中に潜ってシュートを打てるのではないかというイメージを持って出しました。その通りになって良かった。今日が新たなスタートだと思うので、これからもトレーニングして試合に出られるように頑張りたい」

 決勝の相手は23日に引き分けた地元・トルコ代表。「優勝」の結果が是が非でも欲しいはずの高田敏志監督は慎重に言葉を選んで試合を振り返った。

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