「自分の成長を見て欲しかった」。清水ユースの左WB鈴木が果敢な攻め上がりを連発し、スーパークリアも

ゲキサカ / 2019年7月7日 9時42分

清水エスパルスユースの左WB鈴木瑞生が左足クロス

[7.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 大宮U-18 0-0 清水ユース NACK]

 7日から始まるU-18日本代表候補合宿には34人もの選手が招集されているが、そのリストに清水エスパルスユースの選手の名はなかった。今年、U-18日本代表に選出されている右WB川本梨誉(3年)や左WB鈴木瑞生(3年)をはじめ、清水にもラージグループに入っているような選手は複数。それだけに、視察に訪れていたU-18日本代表の冨樫剛一コーチの前でアピールに燃えていた選手は多かった。

 特に鈴木はファーストプレーからハイサイドのスペースへの思い切った飛び出し、仕掛けを連発。そして左足のアーリークロスを放ったほか、カットインからの右足シュートでゴールを脅かすシーンもあった。

「最初の平岡(監督)さんの話で『今回、エスパから(U-18日本代表候補合宿メンバーに)一人も選ばれなくて凄く悔しい』というお話をして頂いて、自分もUAE(遠征、3月)から一回も選ばれなくて自分の実力不足という評価なんだなと思っていて、今回、冨樫さんが来て頂いていたので、自分ができることは何なのか見せれるように、最初からやろうというのは考えていました」

 鈴木は、開幕戦の浦和ユース戦で左WBの自分、右WB川本ともに封じられたと感じていたという。それ以来となる川本とのWBコンビ。「その時も冨樫さんに見に来て頂いていたので、自分の成長を見て欲しかったし、仕掛けて、それで自分のプレミアリーグでの立ち位置を知りたかった」。これまでチャレンジせずに後ろ向きのパスが増えてしまっていたという鈴木だが、この日は1試合通して積極的な攻撃参加。得点に絡むことはできなかったが、試合終了間際のスーパークリアによってチームを救った。

 後半44分、清水は右サイド側から崩されて大宮U18FW山崎倫(1年)に決定的な左足シュートを打たれた。DFに当たって跳ね上がったボールはそのままゴール方向へ。だがこれをカバーした鈴木が頭でCKへと逃げる。

「自分は元々守備をやっていますし、失点もしたくないという気持ちがあった。自分は青森山田さんの諦めない気持ちがこの間(前々節)の試合で伝わってきて、学ぶところだなと感じたので最後まで戻ることを意識したらああいうプレーに繋がりました」

 チームは勝利することができなかった。ただし、攻守で決定的なプレーをしていた鈴木を含めて清水の選手たちは個性も発揮。今後、代表レベルと言えるようなプレーをすること、またそのプレーを続けることによって、評価を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

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