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U-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表に快勝も、U-17日本代表はゴール前の質欠く。指揮官「全く満足の行く結果ではない」

ゲキサカ / 2019年7月15日 10時10分

前半8分、U-17日本代表はFW武内翠寿(名古屋U-18)がラストパスを右足で合わせて2-0

[7.14 国際ユースin新潟第2節 U-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 0-3 U-17日本代表 新発田市五十公野公園陸上競技場]

 U-17日本代表、課題残す3-0勝利――。第23回国際ユースサッカーin新潟は14日、第2節を行い、U-17ワールドカップ(10月開幕、ブラジル)へ向けて準備中のU-17日本代表はU-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦。FW唐山翔自(G大阪ユース)とFW武内翠寿(名古屋U-18)、CB村上陽介(大宮U18)のゴールによって3-0で快勝した。1勝1敗としたU-17日本代表は、15日の最終節でU-17新潟選抜と対戦する。

 日本は1-2で逆転負けしたU-17メキシコ代表戦から先発8人を変更。4-4-2システムのGKはヒル袈依廉(鹿児島城西高)で、4バックは右SBがゲーム主将の半田陸(山形ユース)、CB鈴木海音(磐田U-18)、CB村上、左SB下川太陽(C大阪U-18)。中盤は山内翔(神戸U-18)と田中聡(湘南U-18)のダブルボランチで右MF中野桂太(京都U-18)、左MF中野瑠馬(京都U-18)、2トップは唐山と武内がコンビを組んだ。半田、鈴木、唐山が2試合連続の先発となった。

 日本は前半4分、早くも先制点を奪う。中盤でボールを受けた下川と唐山の2人のパス交換で左サイドを攻略。最後は下川の左足クロスを唐山が頭で合わせてスコアを動かした。日本は8分にも左中間で前を向いた山内が、プレスの弱い相手DF2、3人の間を一人で抜け出して絶妙なラストパス。これを体いっぱいに伸ばした武内が右足で合わせ、2-0とした。

 このあと、日本は前に出てこない相手に合わせる形で停滞。ボールこそ握っているものの、ダイレクトプレーや相手背後への抜け出しなど攻撃に動きが少なく、「2点目が入ってからあまりにも面白くない。停滞してしまった」(森山佳郎監督)という戦いになってしまった。

 右サイドで鋭い動きを見せる半田から決定的なアーリークロスが2度ゴール前に入り、唐山、中野桂がそれぞれ合わせたが枠を捉えることができず。逆にカウンターからMFイヴァン・バシチ(HSKズリニスキ)に強烈なミドルシュートを食らうシーンもあった。半田は「もっと速くボールを動かしたかったですし、相手が構えているところに自分たちも突っ込んでいたので、相手をもっと左右に揺さぶって、前の選手もアクションを起こしていれば3点、4点と取れたかなと思います」と指摘する。

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