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大学4年生を前にした決断…磐田内定発表の筑波大MF角昂志郎「本気でパリ五輪を目指したい」

ゲキサカ / 2024年3月18日 13時17分

デンソーカップチャレンジでハットトリックを決めるなど大活躍をみせた角昂志郎

 大学4年生を前にした大きな決断となった。17日、ジュビロ磐田が筑波大のMF角昂志郎(3年=FC東京U-18)の25シーズン入団内定を発表した。

 当然、今年の大学サッカーを代表する選手の一人だ。中学時代から世代別代表の常連で、高校時代にはU-17ワールドカップに出場。高卒でのプロ入りは叶わなかったが、大学でも1年目から出場機会を掴み、2年目にはリーグ戦全試合に出場。3年目は背番号10を背負う中心選手として、筑波大を6年ぶりの優勝に導いていた。

 昨年9月の経験が、今回の決断に大きな影響を与えていた。角はU-22日本代表の一員として、アジア競技大会に出場して銀メダルを獲得した。欧州組ら主力の招集が困難で、大学生が多い“B代表”の色合いが濃い編成だったが、角にとっては大学に入ってからは初となる代表活動だった。「本気でパリオリンピックを目指したいと思った」。意識を変えるには十分の経験となっていた。

 そこからはパリ五輪の出場へ向けた道筋を考えてきた。大学にも「パリオリンピックに出たり、高いレベルでプレーしたい」という意思を事あるごとに伝えてきたという。そして複数のJクラブから声がかかる中でキャンプなどに参加。最適解と向き合ってきた。

 先日まで行われていた大学の地域選抜が集って戦うデンソーカップチャレンジに、角は関東選抜Aの一員として参加。関西選抜との3位決定戦でハットトリックを決めるなど、大会を通して4得点を決める活躍をみせた。

 しかし今月22日と25日に国際親善試合を戦うU-22日本代表の活動に繋げることは出来なかった。何より大学生の選出自体がゼロ。大学生でパリ五輪のメンバーに選ばれることの難しさを改めて思い知ることになった。

 ただ角自身も「最初はJリーグで試合に出ることがノルマだと思っている」と強調する。「筑波との両立もありますけど、それが結果的に(オリンピックメンバーに)入ることに繋がれば理想かなと思います」。動き出した歯車を加速させることで、理想を現実にする。

(取材・文 児玉幸洋)
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