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[J-VILLAGE CUP U-18]昨年から先発の右SB青木蓮人がCBとしてラインコントロール。前橋育英の守りに安定感もたらす

ゲキサカ / 2024年3月21日 2時22分

前橋育英高DF青木蓮人(2年=前橋FC出身)はラインコントロールなどで力を発揮。CBとしてチームを支えた

[3.18 J-VILLAGE CUP U-18決勝 川崎F U-18 2-2(PK6-5)前橋育英高 Jヴィレッジスタジアム]

「2人とも元々、センターバック(CB)をずっとやってる2人じゃないんですけど、その中でやっぱり(大事なのは)チームワークっていうところで、2人とも声掛け合って、(4人の)DFラインでしっかり声掛け合って、上手くやれたのかなっていう風に思います」(DF青木蓮人、2年=前橋FC出身)

 前橋育英高(群馬)は、CB山田佳(2年)がU-17日本高校選抜活動参加のため、CB久保遥夢(1年)がコンディション面を考慮されてそれぞれ不在。その中で、青木と立木堯斗(2年)がCBとしてチームに安定感をもたらし、第6回 J-VILLAGE CUP U-18準優勝に貢献した。

 青木は右SB、立木は左SBを得意とするプレーヤーだ。J-VILLAGE CUP U-18大会序盤は上手く行かない部分もあったようだが、青木は「与えられた場所でしっかりと役割を果たすことが、大事。2日目あたりからコーチに言われたラインコントロールや、後ろからの声っていうところで、リーダーシップじゃないですけど、しっかり主導権握れるような形で守備はできたんじゃないかなって思います」と振り返る。

 ただし、立ち上がりの連続失点から後半も失点が続いた神村学園高戦や2失点した決勝を反省。「失点した後の声っていうところは、凄く(山田耕介)監督とかみんなから言われてることなので。そういうところをもうちょい見つめ直さないと同じことを繰り返すことになっちゃうんで、突き詰めないといけない」と引き締めていた。

 青木は名門、前橋育英で昨年から右SBの先発を務める実力派。「SBだったら攻撃参加のところ。どんどん予測したり、味方との連係で前へ上がって行くっていうのが武器だと思っています。CBだとリスク管理のところや、今大会でしっかり表せれたラインコントロール、1対1の対応、カバーリングっていうところは自分の武器だなっていう風に思います」と自己分析している。

 昨年は神戸弘陵高(兵庫)の日本高校選抜MF北藤朔(3年、関西学院大進学)ら強力なサイドアタッカーたちと対峙。「プロ行った選手や代表候補とか、代表にずっと選ばれてるような選手とマッチアップできたので、そこは自信を持って、今年もしっかり自分のところで全部止めれるぐらいの勢いで頑張りたいです」。昨年の経験によって1対1に自信が持てるようになり、J-VILLAGE CUP U-18ではカバーリングの範囲を広げることも意識してプレーしていた。

 J-VILLAGE CUP U-18では、DFリーダーになれる力を証明。ここから、ゴール前の局面でより身体を張ること、ロングフィードの質の向上に取り組む考えだ。そして、CBでも、右SBのポジションでも活躍を続け、全国大会で結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)

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