1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

10番柚木創の決勝PKで流通経済大柏が初出場・東海大相模を撃破!!6大会ぶり決勝進出で前橋育英と対決へ

ゲキサカ / 2025年1月11日 16時16分

先制のPKを決めた流通経済大柏のMF柚木創(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.11 選手権準決勝 流通経済大柏高 1-0 東海大相模高 国立]

 第103回全国高校サッカー選手権の準決勝が11日、国立競技場で行われ、第2試合では流通経済大柏高(千葉)と東海大相模高(神奈川)が対戦した。試合は前半42分のMF柚木創(3年)のPKが決勝点となり、流通経済大柏が1-0で勝利。2018年度以来、6大会ぶりの決勝進出を果たした流通経済大柏は17年ぶりの日本一を懸け、13日の決勝で前橋育英(群馬)と対戦する。

 流通経済大柏は4-4-2のシステムで、GK加藤慶太(3年)、4バックは右からDF松本果成(3年、湘南内定)、DF奈須琉世(3年)、DF佐藤夢真(3年)、DF宮里晄太朗(3年)と並んだ。中盤はMF柚木創(3年)とMF飯浜空風(3年)のダブルボランチで、右にMF和田哲平(3年)、左にMF亀田歩夢(3年、富山内定)。前線はFW山野春太(3年)とFW粕谷悠(3年)が2トップを組んだ。

 初出場で準決勝まで勝ち上がってきた東海大相模は4-2-3-1のシステムで、GK松坂亮(3年)、4バックは右からDF森安南翔(3年)、DF塩田航央(2年)、DF石井龍翔(2年)、DF佐藤碧(3年)と並んだ。中盤はMF長井隆之介(3年)とMF高畑旺崇(3年)のダブルボランチで、2列目は右からFW辻将輝(3年)、MF沖本陸(3年)、FW小林正樹(3年)。1トップにMF小林晄也(3年)が入った。

 試合は序盤から東海大相模は佐藤、流通経済大柏は宮里がそれぞれロングスローを放り込んでゴールに迫る。前半15分にはその佐藤と流通経済大柏の松本が激しく衝突。互いにピッチに倒れ込むと、佐藤はしばらく起き上がれなかった。スタッフがチェックしてプレーに戻った佐藤だが、同21分に再びピッチの外へ。左膝にテーピングを巻いてプレーを再開した。

 しかし、後半28分、佐藤は流通経済大柏の亀田のドリブルを体を張って抑えたあとに再びピッチに倒れ込む。プレー続行不可能となり、担架で外に運び出されると、同30分にDF野村渓太(3年)が代わってピッチに入った。野村は右サイドバックに入り、森安が左サイドバックへ。ロングスローという飛び道具を失った東海大相模だが、両サイドから辻と小林正がスピードのある突破を見せ、チャンスをうかがった。

 ところが、前半40分、流通経済大柏は宮里のロングスローからセカンドボールの競り合いで東海大相模の辻が高く上げた足が和田の顔に当たってしまい、PKの判定。これを背番号10の柚木が落ち着いてゴール中央に決め、先制に成功した。流通経済大柏は前半44分にも決定機をつくったが、和田のシュートはゴールライン上で塩田が間一髪のクリア。東海大相模も2点目は許さず、前半は流通経済大柏の1点リードで折り返した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください