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【タイ】和食店は多くても定食屋は少ないバンコク

Global News Asia / 2015年10月21日 17時0分

厚みが他店の2倍はあるチキン南蛮。定食の料金設定はほかとも変わらないが、量が非常に多いので割安に感じる。(高田胤臣 撮影)

 2015年10月21日、和食ブームのタイにおいては今や数千店の和食店、もしくは日本に関係した料理店が全土にあると言われる。

 しかし、よく見てみると洒落た料理店やラーメン店はあっても、定食をメインにした飲食店、いわゆる昔ながらの定食屋はほとんど見られない。

 タイにある定食屋然とした料理店は、日本から進出し日本の味そのままを提供する「大戸屋」や、ややレトルトな味が抜けないがタイ人全般に受け入れられている「やよい軒」が有名なくらいだろう。両方ともタイの大手飲食関連企業が手がけており、タイ全土で有名になっている。

 日本人の往来が徐々に増え始めているバンコク都の東寄りのプラカノン地区にも、昔ながらの味を出すことをモットーにした定食中心の飲食店「うま食堂」が営業している。

 店名は「うまい」といった意味やタイ人にも発音しやすいからなどいろいろ理由付けはあるが、実際は店主の顔立ちが面長で、昔からうまちゃんと呼ばれていたことが由来だか。

 来客の半分以上が常連客で、居心地の良さと、昔懐かしい味つけが客足をリピートさせている。また、定食のボリュームが多く、割安感がある点も人気の理由だ。

 在タイ日本大使館への在留届届け出人数だけで6万人を超える現在、洒落た料理だけでなく、こういった素朴で安心できる店のニーズも高まっている。
【執筆 : 高田胤臣】

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