1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

部長、会社辞めたってよ…月収100万円超え「社内でも勝ち組の40代サラリーマン」突然会社を去ったまさかの理由

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月24日 7時15分

写真

いまニュースを独占しているのは、米・ドジャース、大谷翔平選手の専属通訳、水原一平氏の解雇。その理由が「違法賭博で多額の借金」だというから世間も驚愕。ただ「そんな人に見えなかったのにね……」というのは、私たちの生活でもよくあることで……みていきましょう。

「そんな人に見えなかったよね」…勝ち組部長、まさかの退職理由

世間を賑わせている、米・ドジャース、大谷翔平選手の専属通訳を長年勤めていた水原一平氏の解雇報道。球団は解雇理由を詳細に明かしていないものの、各紙、水原氏は違法スポーツ賭博を行い、多額の借金の返済が大谷選手の口座から行われたと伝えています。借金は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)とみられるという報道も。

――あんな人が……非常に残念

――違法賭博なんて……そんなことするような人に見えなかったのに

――ギャンブル依存症だったなんて。意外

さまざまな声が聞かれるものの、誰もが驚きを隠せない様子。ただ似たようなことは、日常でもよく起こることは、誰もが経験していることではないでしょうか。

――部長、会社辞めたってよ

ある朝、同僚から聞かされた衝撃的なニュースを綴った、都内の企業に勤務する30代サラリーマン。突然、会社を辞めたというのは、社内でも勝ち組として知られている40代の営業部長で、月収は100万円超え、年収も1,000万円だとか、2,000万円とか、噂されていた人物です。

――近いうちに役員になるなんて噂があったけど

――なあ

――なんで急に辞めたの?

――ギャンブルで結構、お金借りてたらしく、会社にまで催促の連絡が入ったらしいよ

――へえ、意外過ぎる

――それで会社に居づらくなったんじゃないかって、噂

株式会社タンタカが消費者金融からお金を借りた経験がある人に対して行ったアンケート調査によると、「はじめて消費者金融からお金を借りたときの年齢」で最多は「30代」で44%。「20代」が28%、「40代」21%と続きます。また「はじめて消費者金融からお金を借りたときの年収」で最多は「300万円以上400万円未満」で29.6%。「100万円未満」28.6%と続きます。

さらに「消費者金融を利用した回数」で最多は「1回」で54.3%。一方で「10回以上」と回答した人は11.6%。「何社の消費者金融を利用したか」に対しては「1社」が73%に対し、「5社以上」が3.6%。「累計でいくら借りたか」では最多が「10万~20万円未満」が21.6%に対し、「1,000万円以上」という回答者も。少数ながら借金に借金を重ねてしまっている人たちの存在を垣間見ることができます。

ではどういう理由でお金を借りたのでしょうか。最多は「生活費」で30%と切実な事情から。続いて「ギャンブル」が26%。「趣味・旅行・レジャー」が18.6%、「買い物」16.0%、「公共料金の支払い」12.0%と続きます。

そして最終的に「返済できなかった」と回答した人も1.3%。わずかではありますが、「借金が返せません!」と白旗を挙げた人がいました。

「借金で首を回らない!」を解決に導く4つの債務整理法

昨今は、借金、そして返済に対する理解も進み、日本信用情報機構によると、多重債務者(5件以上の無担保無保証借入の残高のある人)は2007年171万人から、2022年9.9万人に大きく減少しています。

それでも借金で首は回らなくなる人は少なからずいるもの。そんなとき、まずやることは「相談」。無料の多重債務相談窓口では、状況を聞いたうえで、4つの債務整理の方法を説明。必要に応じて、具体的な債務整理の対応先の弁護士会や法テラス、地方公共団体の生活困窮者自立支援相談窓口等を紹介してくれます。もちろん、相談者の情報が他に知られることはありません。

【4つの債務整理の方法】

・任意整理

・特定調停

・個人版民事再生

・自己破産

このうち、借金問題の最終解決法としては「自己破産」というイメージが強いでしょう。裁判所で支払いが不可能と認め、借金の支払い義務が免除(免責許可)されると、借金はゼロに。裁判所で定める基準を超えない財産(99万円以下の現金や20万円以下の預貯金など)は手元に残すことができ、また必要最低限の家財道具はそのままなので、引き続き、生活していくこともできるでしょう。

一方で自己破産すると、財産を処分する必要があったり、クレジットカードが5年以上利用できなくなったり、職業や資格に制限がかかったりします。さらに一般の人はほとんどみることはありませんが、官報に掲載されることを大きなデメリットと考える人もいます。

しかしこのように制限も特にデメリットと感じず「どうせ、自己破産すればいいし」と安易に借金を重ねている人も。借金の原因がギャンブルや投資である場合は、免責されない可能性もあり、身を亡ぼす結果に。やはりお金を借りることを簡単に考えないほうが身のためです。

[参考資料]

株式会社タンタカ『消費者金融からお金を借りた経験がある人に対して行ったアンケート調査』

日本信用情報機構『信用情報に関する統計』

政府広報オンライン『キャッシングやローン返済でお困りの方へ 借金問題は解決できます。まずは相談を!』

金融庁『改正貸金業法について』

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください