パッカブルにすればサコッシュサイズに。「カーゴハウラーダッフル」は4~5泊のひとり旅にぴったりなバックパックでした

＜&GP編集部員が買ってみた！使ってみた！＞

８月に夏休みを取っていなかったため、つい先日遅めの夏休みを取ることに。さて、今年はどうしたものかと考えた時、大型連休と合わせて海外にでも行ってみようかなと思いました。

まあ、いろいろな準備は必要なのですが、まず大事なのはカバン。そもそもあまり旅行には行かないので、スーツケースはもちろん旅行バッグというものを持っていなかったのです。せっかくの機会だし、国内外で使えるバッグを購入しようといろいろ探していた時に見つけたのが、イーグルクリークの「カーゴハウラーダッフル」。

背負い、斜め掛け、ボストン、手持ちと、持ち方は4通りあり、その上使わない時はパッカブル（折り畳める）できるという優れもの。

もともと旅行にはそう行くタイプではないので、これひとつあるばかなり便利でした！

今回はひとり旅、宿泊は5日間ということで機内持ち込みも可能な40リットルのバッグを選びました（サイズは他にも60、90、120、130リットルと用意されています）。

まずはバッグの構造から。メインの収納部分は、U字型のファスナーで大きく開き、中には着け外し可能なディバインダーが付いていますが、他には収納ポケットはなし。

蓋が大きく開くので荷物の出し入れはとても楽なんですが、詰める時は、圧縮袋やポーチなどを使った方が、綺麗に収納できます。また、ファスナーには市販のTASロックや南京錠が付けられる穴があるので、壊されたりしない限り無理やり開くことはありません。

▲無印の旅行用品売り場にあったTASロックが大活躍

次に上下左右のポケットを見ていきましょう。

リュックタイプにして背負った時に上部にくるポケットは、内部にメッシュポケットがあります。海外旅行に行く時は、国内を出るまでは使っていたけど、海外に出たら使わなくなったもの（自分の場合は財布や定期など）を入れておくのに便利でした。また、パッカブルする時は、本体を折り畳み、このポケットに丸めて納めます（パッカブル状態は次ページで紹介）

一方、背負った時、下にくるポケットにはポケットがないため、着なくった衣類などを入れるように活用してみました。

 

■持ち方は4通り

ショルダーは、取り外し可能なバックパックストラップが付いており、背負い、斜めがけ、肩掛け、手持ちと4通りの使い方ができます。使って見た感想ですが、リュックタイプで使う場面と、肩掛けで使う場面が多かった感じです。

▲リュックタイプ

▲斜め掛け

▲ボストン持ち

▲手持ち

使い勝手は良かったのでが、少し残念だったのが、背負った時のポジションを固定できるようなベルトがなかったこと。荷物が重くなると、少しづつ下がってきてしまうので、あまり詰め込みすぎると体に負担がかかりそうです。

■パッカブル状態にするのは意外と簡単

Amazonから荷物が届いた時はパッカブル状態でした。ただその時は特に何も考えずにガバッと開いてしまい、「あれ、どうやって畳むのだっけ？」と焦りました。ただ、イーグルクリークの公式ホームページに動画（英語）で紹介されていたので、すぐにパッカブル状態にできました。

1. 上部のポケットを裏返し、収納部を作る

▲まずはここからスタート

2. 本体から空気が抜けるように押し潰し、両サイドから中央に向かって織り込む

3. 下部から本体を巻くようにして折り畳み、1で作った収納部に押し込む

5. ファスナーを閉じて完成

完成. 慣れれば2~3分でパッカブル状態に

折り畳めばサコッシュと同じくらいか少し小さいくらい

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旅行なんて数年に1回行くくらいなので、あまり大きく、幅の取るバックパックだと、自宅での置き場所に困るんですよね。ですが「カーゴハウラーダッフル」なら、パッカブルにしておけば、収納にも困りません。また、大型のスーツケースなどで長期の旅行に行く際は、パッカブ状態にしてスーツケースに入れて旅行先に向かい、現地で使うバッグにするという使い方もできるのではないでしょか。

せっかくバックパックも購入して、パスポートも取ったことだし、少しづつ旅行に行く機会を増やしてみたいものですね。

（文／＆GP編集部　野田博記）