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iPhoneから乗り換える価値アリなSIMフリースマホ5選

&GP / 2016年8月13日 18時30分

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iPhoneから乗り換える価値アリなSIMフリースマホ5選

9月には新しいiPhoneの発表・発売される見通しですが「そろそろ違うスマホも使ってみたい」「格安スマホも気になる」などと考えている人もいることでしょう。

iPhoneもSIMフリー版の購入はできますが、キャリア版に比べると割高です。格安SIMのお得感をまるまる享受するには、AndroidのSIMフリースマホを選ぶのが得策。

そこで、いまiPhoneを使っている人が乗り換えても満足必至のSIMフリースマホを選んでみました。

①カメラで選ぶなら

まず、最初に推したいのがファーウェイ製のフラッグシップモデル「HUAWEI P9」です。

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このスマホの最大の魅力は、ライカと共同開発したカメラを搭載していること。背面カメラは2つのレンズと2つの画像センサーを搭載し、1つの画像センサーがモノクロ用、もう一つがカラー用という、他のスマホカメラとは一線を画する技術が用いられています。

これにより、まるでデジタル一眼カメラで撮ったかのように背景をぼかした写真や、陰影を際立たせた写真を撮ることもできます。

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5.2インチのフルHDディスプレイは鮮明で見やすく、最大2.5GHzのオクタコアCPUなど、ハードウェアのスペックもトップクラス。

筆者は実際に購入して使っていますが、キビキビとした操作性は「これまでに使ったAndroidスマホの中で一番かも」と感じるほどです。背面の指紋センサーの反応も超速です。

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「HUAWEI P9」の実売価格は、SIMフリースマホとしては高めの6万4584円。

ちなみに、ファーウェイは、若干スペックを下げたミドルレンジ「HUAWEI P9 lite」も販売しています。P9 liteは3万2378円で、高性能なカメラを求めないのであれば、それでも十分に満足できると思います。

ですが、iPhoneから乗り換えるのあれば、iPhoneを超えるカメラ性能を実感できる「HUAWEI P9」を選んだほうが、より満足できると思いますよ。

「HUAWEI P9」>> http://consumer.huawei.com/minisite/jp/p9/index.html

 


②ワンセグ、おサイフ、防水・防塵対応なら

iPhoneを使っていて、「やっぱりワンセグが見たい!」「おサイフケータイがないのは不便」と感じているのなら、富士通製の「arrows M03」をおすすめします。

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キャリアのAndroidスマホと同じように、ワンセグ、おサイフケータイ、防水・防塵に対応しているスマホです。

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5インチのHDディスプレイを搭載し、厚さは約7.8mmという、Androidスマホの中ではコンパクトと呼べるサイズ感。4.7インチのiPhone 6/6sを使っている人にとっては、“ほどよい大さき”と感じられるはずです。

防水・防塵だけでなく、ミルスペック(米国国防総省の調達基準)の耐衝撃、耐日射、塩水耐久、低温動作など14項目の試験をクリアしていることもセールスポイント。

カメラは1300万画素、標準的な使い方であれば3日間の電池持ちを見込めるなど、多くの人が満足するであろうスペックと機能を備えています。

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個人的に気に入っているのが「Super ATOK ULTIAS」という日本語入力システム。タッチミスをしても、正しい変換候補が表示されたり、読み方がわからない漢字を手書きで入力できたり、iPhoneのキーボードよりも、かなり賢い印象です。

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なお、この「Super ATOK ULTIAS」はarrowsシリーズに特化して作られたシステムなので、他の端末では使えません。メールやSNSの利用が多い人は、一度使うと手放せなくなるかもしれませんよ。

量販店での実売価格は4万2660円ですが、MVNOで格安SIMとセットで購入する場合は、さらに安く購入できるようです。

「arrows M03」>> http://www.fmworld.net/product/phone/m03/#/p1

 


③ブランド信頼度で選ぶなら

モトローラと聞いて「懐かしい!」と思った人に、検討をおすすめしたいのが「Moto G4 Plus」です。

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モトローラは、日本にもファンが多い携帯電話の老舗メーカーですが、ここ数年、日本で発売される端末が少なく、やや影が薄い存在になっていました。ですが、海外でも評価が高い「Moto G4 Plus」を機に、日本のSIMフリー市場に本格参入するそうです。

5.5インチのフルHDディスプレイを搭載し、CPUは1.5GHzのオクタコア。ヘビーユーザーではないけれど、さまざまなアプリを楽しみたいという人には十分なスペックです。カメラは1600万画素。シンプルなデザインですが、背面のロゴがいい感じです。

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iPhoneと同じように、ディスプレイの下に指紋センサーも搭載しています。iPhone 6 Plus/6s Plusから乗り換えるには最適のモデルと言えるかもしれません。

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「Moto G4 Plus」は、プリインストールされている独自アプリが少なく、“ピュアなAndroid”であることもセールスポイント。初めてAndroidを使う人でも、比較的早く慣れるのではないかと思います。

シェイクするように2回振るとフラッシュライトを点灯でき、本体を捻るように動かすと、カメラが起動するといったショートカットも重宝するはずです。

さらに、この端末には、2枚のSIMを挿して、LTEと3Gの同時待ち受けができる機能もあります。ビジネスとプライベートでSIMを分けたり、海外渡航時に場所によってSIMを切り替えたり…。これもiPhoneにはない機能なので、必要性を感じる人は、乗り換えを検討する価値アリでしょう。

価格は16GBモデルが3万2800円(税抜)、32GBモデルが3万5800円(税抜)です。

モトローラ >> http://www.motorola.co.jp/home

 


④iPhoneに近い感覚で操作したいなら

“お値段以上”のスペックを備えたSIMフリースマホを続々とリリースし、ユーザーを増やしているフリーテル。なお「フリーテル」はブランド名で、社名は「プラスワン・マーケティング」。今年設立4周年を迎える日本のベンチャー企業です。

このフリーテルの勝負モデルが「REI」。漢字で「麗」と記す機種名の通り、デザインにもこだわった端末です。

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5.2インチのフルHDディスプレイを搭載しながら、横幅は71.5mmに抑え、厚さは7.2mm。iPhone 6/6sを使っていた人にとっては「サイズがひと回り大きくなっただけなのに、画面がグーンと見やすくなった」と感じることでしょう。

REIの最大の特徴は「FREETELボタン」。iPhoneと同じように、ディスプレイの下に物理キーのホームボタンを搭載し、指紋センサー機能も備えています。

Androidのスマホは、画面の下に3つのボタン(戻るボタン・ホームボタン・マルチタスクボタン)を搭載するのが標準ですが、REIでは、FREETELボタンをタップすることで一つ前の画面に戻せて、カチカチッと2回続けて押すとマルチタスク画面を呼び出せるようになっています。

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ホーム画面も、iPhoneのホーム画面と同じように、インストールしたすべてのアプリが表示されます。

アプリは自由に並び替えられて、複数のアプリをフォルダにまとめられます。画面下から上方向にスワイプすると「スワイプアップランチャー」という画面が表示され、そこでWi-FiやBluetoothをオン・オフしたり、画面の明るさを調整したりできます。これもiPhoneの「コントロールセンター」に似ていますね。

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iPhoneに近い操作性を求める人には、REIは絶好の選択肢と言えるでしょう。5色のバリエーションから選べることや、2万9900円(税別)という価格も魅力ですよ。

フリーテル「REI」>> https://www.freetel.jp/product/smartphone/rei/

 


⑤スペック最重視なら、あのモデルの登場を待とう!

最後にもう1台挙げるとすれば、ASUS製のZenFoneシリーズから選びたいのですが……。「今夏iPhoneから乗り換えるべきモデル」となると、1台を選ぶのが難しく、「もうちょっと待ってください」というのが本音です。

ZenFoneは、デザインを一新した最新の「ZenFone 3」シリーズが発表済みで、今年の秋以降、日本での発売も期待されています。このシリーズは、スペックが異なる3モデルがラインナップされましたが、最上位モデルは5.7インチのフルHDディスプレイ、2.15GHzのオクタコアCPUを搭載する「ZenFone 3 Deluxe」。

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最近のハイエンドスマホは、3GBのRAM(メモリ)を搭載していますが、「ZenFone 3 Deluxe」は、なんとその2倍の6GBのRAMを搭載。ゲームも動画も、いろいろなアプリを同時に立ち上げても、サクサクと操作できるに違いありません。

カメラは2300万画素で、2つ(位相差とレーザー)のオートフォーカスや、光学式手ぶれ補正など、トップクラスの性能を実現。背面には指紋センサーも備えています。

ZenFoneシリーズは、使いやすさにおいても、コストパフォーマンスにおいても、高いユーザー満足度を獲得しています。初めてスマホを使うのであれば、現在発売中の廉価モデル「ZenFone Go」(2万1384円)でも十分満足できるでしょうが、iPhoneから乗り換えて、より満足度を向上させたいという人は、新モデルの発売を待つのが得策だと思います。

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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