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大坂なおみ、全豪OP出場明言「また決勝に進みたい」母となって初の4大大会Vへ意欲…前哨戦で腹筋痛めるも「いい感じ」

スポーツ報知 / 2025年1月11日 5時0分

 【メルボルン10日=吉松忠弘】全豪オープン2度の優勝を誇る世界ランキング50位の大坂なおみ(27)=フリー=は、先週の腹筋のけがが心配されたが、出場を明言した。大会事前会見が行われ、MRI(磁気共鳴画像)検査を受けていたことを明かした。1回戦で、出産後の4大大会復帰初戦となった昨年1回戦の再戦となる同58位のカロリーヌ・ガルシア(31)=フランス=と対戦する。

 会見最初の質問は、いきなり腹筋のけがについてだった。それだけ、大坂の動向に世界の報道陣が注目していた。「普段は正直だけど、今回は、正直に答えないと思うわよ(笑)」。笑みをため、まずジャブを放ってから「MRIの結果は、すばらしいものじゃなかった。でも、悪くもなかった」と明かした。

 流れは悪くない。「ここに来て2日間練習したが、いい感じでできている。だから間違いなく出場する」。4大大会23勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)らを指導した名将パトリック・ムラトグル・コーチを迎えてから初の4大大会だ。「競技人生で最も思い出のある場所に戻ってこられてうれしい。また決勝に進みたい」と19、21年に続く3度目の頂点へ意欲も見せた。

 前週のASBクラシック(ニュージーランド)で、22年4月のマイアミ・オープン以来約2年9か月ぶりにツアー決勝に進出。だが、決勝では第1セットを奪った後、腹筋のけがで棄権した。「本当は(棄権)したくなかったが、ベストな選択だったと思う」。準優勝という結果に「優勝したようなもの。今まで(全豪前には)4強が最高だったから」と自らを納得させた。

 全豪1回戦は昨年と同じガルシアが相手だ。「最初聞いた時は冗談だと思った」。世界831位だった昨年はストレート負け。4歳違いだが、くしくも誕生日が10月16日と同じ相手。「天秤(てんびん)座同士、相性悪いわけないじゃない。1年前は夢や希望だけを持っていたが、今はどれだけ努力が必要かもわかっている」と1年で世界50位まで再浮上した大坂。23年7月に母となって以降、初の4大大会制覇へ挑む。

 〇…大坂は1回戦のガルシアを突破すると、同21位で23年全仏準優勝、23、24年連続全米4強のカロリナ・ムホバ(28)=チェコ=と対戦する可能性が高い。対戦成績も大坂から1勝2敗。どのショットもこなす変幻自在のプレーで、大坂の最も苦手なタイプだ。どのように攻略するかが見物だ。

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