全長約2.6cmのコンパクトサイズで開放F2の性能!APS-Cセンサー対応の準広角単焦点レンズ
IGNITE / 2022年9月17日 23時30分
焦点工房が、深圳の光学メーカー・銘匠光学(めいしょうこうがく)の交換レンズ「TTArtisan(ティーティーアーティザン) 25mm f/2 C」を9月16日(金)に販売開始した。背景のぼかし・暗い室内などで威力を発揮する、大口径単焦点レンズだ。
コンパクトサイズと開放F2の性能を両立したレンズ銘匠光学「TTArtisan25mm f/2 C」は、全長約24-28mm(マウント部を除く)・重量165-190g・フィルター径43mmという自由に持ち運べるコンパクトサイズと、開放F2の性能を両立したAPS-Cセンサー対応の準広角単焦点レンズ。
大口径単焦点レンズならではの、背景をなめらかにぼかす表現や、光量が不足する室内などでの撮影を可能にする。
さらに、最短撮影距離はわずか0.25m。テーブルの上にある料理などを椅子に座ったまま撮影することや、花や小物に寄って撮影することもできる。
外装は金属鏡筒を採用し、プラスチック鏡筒とは異なる高い剛性感や重厚感が楽しめる。それでいて、メーカー希望価格は9,900円(税込)。F2の開放値を有するレンズとしては、求めやすい値段も魅力だ。
また、オートフォーカス全盛の時代にあって、マニュアルフォーカスというのも、本格志向のカメラファンの心をとらえるだろう。
7種のレンズマウントに対応する準広角単焦点レンズ対応レンズマウントは、ソニーE・富士フイルムX・ニコンZ・Lマウント(ライカ・パナソニック・シグマ)・キヤノンEF-M・キヤノンRF・マイクロフォーサーズの7種と幅広い。
焦点距離はレンズマウントにより異なるが、35mm判換算で38mm・40mm・50mm相当。準広角レンズから標準レンズと同等の画角で、レンズに角度を付けたり、F2~F16という絞りを駆使し、被写体深度を探ることによりボケ味を表現したりと、撮影者の意図を反映した撮影が可能となる。
昨今の一眼レフ市場は、スマホの普及に押され気味というのが事実だろう。しかし、背景の自然なボケ具合や拡大した際の画質のきめ細かさなど、一眼レフカメラの際立った長所は多い。
コンパクト・明るさ・求めやすい価格と3拍子揃った「TTArtisan25mm f/2 C」は、一眼レフで撮影をする楽しさを再認識してくれるレンズとして注目したい。
TTArtisan25mm f/2 C
焦点工房オンラインストア:https://www.stkb.jp/shopdetail/000000001787
Amazon JP :https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCYQ53H4
楽天 :https://search.rakuten.co.jp/search/mall/TTArtisan+25mm+f2+C/?sid=266349
ヤフーショッピング:https://store.shopping.yahoo.co.jp/stkb/search.html?p=TTArtisan+25mm+f%2F2+C
(高野晃彰)
※マウントによりサイズ、質量が異なる
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