1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

インテリアやアクセサリー・お守りとしても使用できる京・和蝋燭、念珠の老舗が大丸京都店に期間限定出店

IGNITE / 2023年3月12日 6時0分

写真

仏具としてはもちろん、室内インテリアとしても人気の京・和蝋燭。仏事だけでなく、アクセサリー・お守りとして使う人もいる念珠。

その老舗である「中村ローソク」「福永念珠舗」が、お彼岸を前に3月15日(水)~3月21日(火)の期間、「大丸京都店」に限定ショップをオープンする。

和・京蝋燭を作り続ける老舗「中村ローソク」

1887年(明治20年)創業の「中村ローソク」は、135年以上もの間、和・京蝋燭を作り続けている老舗だ。

和・京蝋燭は、古くから仏事に用いられてきたが、昨今は、石油系原料を使った西洋ローソクの普及とともに、その需要は減ってきている。

「中村ローソク」では、そうした現状に、伝統工芸の一端を担う立場から危機感を抱き、多くの人が和・京蝋燭の魅力に触れてもらえる機会の創出に努めているという。

手作りの和・京蝋燭は、量産されている西洋ローソクに比べて決して安価ではない。しかし、西洋ローソクにはない、日本伝統の技や美が表現され、その魅力は筆舌に尽くしがたいものがある。

和・京蝋燭の大きな特徴は、その独特の燃え方だ。空洞の芯が中に入り空気の流れを作るため、炎が大きくゆっくりと揺らめき、神秘的で情緒のある雰囲気を醸し出す。

植物性の原料で作られている和・京蝋燭の光は、西洋ローソクと比べるとほの暗いオレンジ色だが、石油系よりも植物性の蝋は融点が低いため、優しく目に映る温かみのある灯火になる。

そんな和・京蝋燭を昨今は、インテリアの一部として使用する人が増えているという。そうした人向けに「中村ローソク」では、シンプルなものから、狭い部屋でも飾ることのできる細長い燭台、行灯風の個性的な燭台まで取り揃える。

和・京蝋燭の1アイテム・絵蝋燭は、飾るだけで空間を和の雰囲気にしてくれる。また、和・京蝋燭に火を灯せば、神秘的な炎がリラクゼーション効果を醸し出し、居る人の心を癒してくれるのだ。

棒型和ろうそく(木箱入り30本セット・1.5匁 約11cm)

天然植物蝋(はぜ蝋)を原料として、伝来の製法で仕上げられた和蝋燭。オレンジ色の優しい灯りが特徴で、仏事以外にも灯りとして使用できる。価格は6,600円。

「絵ろうそく(ハス)」(箱入り2本セット・白赤各1本 4匁 約11cm)

和蝋燭絵師が1本ずつ手描きで描くため、各々に少しずつ違いがあるのが特徴。価格は7,700円。

江戸中期創業の老舗「福永念珠舗」

「福永念珠舗」は、江戸中期に創業したという念珠製造の老舗だ。念珠の製造専門店として、一品一品すべて手作りにて製造を行う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください