1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

世界的に注目される作品も出展。イセタン ザ・スペースにてJAPANESE MODERN AND CONTEMPORARYを開催

IGNITE / 2024年3月11日 20時30分

写真

伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペースにて、デザインギャラリーのGallery CASA DE・SOMEWHERE TOKYO・Objet d’ artの協力のもと、3月20日(水・祝)から4月8日(月)まで「JAPANESE MODERN AND CONTEMPORARY」を開催する。

Objet d’ artからは、坂倉準三氏、剣持勇氏、イサム・ノグチ氏・柳宗理氏の作品に加えて、日本にも滞在し、日本の美意識に強く影響を受けたシャルロット・ぺリアン氏など13名の作品。また、SOMEWHERE TOKYO からは、日本人現代作家5名による作品を展示販売する。

仏・伊・米のモダンデザインに影響を受けた作品の数々

過去の作品から、現代作家の作品までを展示をすることで、日本のデザインの歴史を振り返る「JAPANESE MODERN AND CONTEMPORARY」。

同展では、それとともに今後の多様性を模索しながら、日本の素晴らしいデザインを、日本だけでなく世界に認知を高めることも目的とする。

そんな「JAPANESE MODERN AND CONTEMPORARY」では、Gallery CASA DEの復刻プロジェクトも披露。復刻プロジェクトとは過去のアーカイヴから日本の伝統的な技術を応用し、デザインされた素晴らしいプロダクトを復刻し、次世代へ繋ぐことを目的としたプロジェクトだ。

かつて京王プラザホテルの内装および家具。空間デザインを総合プロデューサーとして手掛けた、剣持勇氏がデザインした手刺緞通(絨毯)5種を、剣持デザイン研究所の協力のもと、オリエンタルカーペットにより復刻し、イセタン ザ・スペースで初めて受注販売を行う。

1971年、剣持勇によるオリエンタルカーペットの工房でのじゅうたんの製品検査風景。

1971年、京王プラザホテルのメインロビー。メインロビーで使用された絨毯を復刻。

それでは、「JAPANESE MODERN AND CONTEMPORARY」における、その他の展示作品の幾つかを紹介しよう。

「曲木椅子」。年代は1969年(designed 1967年)、秋田木工製、デザイナーは柳宗理氏。柳氏が曲木の技術で有名な秋田木工にて製作した椅子。シャルロット・ペリアンのプロジェクトでも採用された椅子でもあり、現存数がとても少なく貴重な柳氏の作品だ。

「AKARI model 22N」。年代は1970頃、尾関次七商店(現オゼキ)、イサム・ノグチ氏作。伝統的な提灯製造の技術と、ノグチ氏の発想から生まれた光の彫刻「AKARI」。1950年代から35年にかけて、幾つものモデルがつくり出されている。「22N」は、4本の細いワイヤーの脚部で明かりの形を強調したデザインになる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください