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銀座でモノづくりに挑戦する「orca BREWERY 銀座醸造所」誕生!クラフトビールとシェフディナーの饗宴

IGNITE / 2024年3月21日 16時0分

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あらゆる一流が集まる街、東京・銀座。その一角に、老舗バーを改装した小規模醸造所がある。

「ブリューインバー」として知られた同店を、4月にレストラン「orca(オルカ)」としてリニューアルオープン。ブルワーによる工場見学やビールをセットにした特別なシェフディナー「オルカコース」をスタートする。

ブルワー自らサービスするレストラン「orca BREWERY」

生まれ変わる「orca」は、店内にクラフトビール醸造所を併設したレストラン。醸造したブルワー自らサービスする一体型レストランとして、銀座発の“モノづくり”を実現する。

前身の「ブリューインバー & ナチュール」は、30年続いた老舗BARだった空間を改装し、1回あたりの仕込みがわずか80Lというナノブルワリーとしてビール造りを始めた。

醸造所のある店舗、いわゆるブルワリーは2015年頃から国内で急増し、現在では様々な地域性を活かしたビールが提供されているという。

プレイヤーが増加する一方で、製造を維持する壁に直面しているのも事実であり、年間製造数量(ノルマ)、安定供給、コスト面にどう向き合うかが正念場になっている。

そんな中、orca BREWERY(オルカブルワリー)は「たくさん造れないという価値」「造った人がビールを出す」「決して安くしない」「シェフこだわりの食事メニュー」を柱に据え、あえて銀座という“東京のど真ん中”で勝負する体制をとる。

銀座で少量生産したものを、ほぼレストランの中だけで消費する。その希少性が、強いロマンや贅沢感を生み出す。

また、多様なビールを無濾過・無殺菌で製造するため、日々味わいが変化する過程と、その季節にしか味わえないビールを楽しめる。

製造と販売は別の人が担うのが通例である中、orcaのスタッフは製造したビールを自らサービスし、知識だけでなく製造工程や想いまで伝える。そのほかソムリエ、シェフ、バーテンダーなどのスペシャリストも在籍する。

一般的にビールはワインなどと比べて価格帯が一定であり、極端な高級品は存在しない。しかしorcaでは、銀座という地にふさわしいビールを模索。1本あたり1万円という高品質ビールも視野に入れる。

料理にもこだわる。ビールのお供はフライドポテトや乾き物……といった固定観念を覆す、シェフの銀座ディナーを用意する。

前菜をはじめ、自家製パテ、キッシュ、ソーセージ、そしてメインのナチュラルステーキまでこだわり抜いたものを提供。ビールだけでなく、ソムリエ厳選のワインリストも豊富に取り揃える。

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