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ライカの新スマホ「Leitz Phone 3」を試す 最上級のスペックに表現力の増したカメラが融合

ITmedia Mobile / 2024年4月19日 11時19分

写真

Leitz Phone 3

 ソフトバンクはLeicaブランドのAndroidスマートフォン「Leitz Phone 3」を発売した。レザー調に刷新し、レンズ描写を再現する「Leitz Looks」がバリエーション豊かになった新機種をレビューする。

 販売は日本国内限定で、ソフトバンクが独占販売する。直営店とオンラインショップでの直販価格は、19万5696円(税込み)だ。メーカーはシャープで、ライカカメラ(Leica)はデザインやカメラの描写を監修している。

 端的にいうと、Leitz Phone 3は「AQUOS R8 pro」のLeica版だ。ハードウェアは共通で、外観のデザインや撮影アプリなどに、Leicaオリジナルの機能を取り入れている。

●レザー調&ローレット加工でLeica Q3風のデザインに

 背面は、レザー調のデザインになった。ポリウレタン樹脂にダイヤモンドパターン施しており、「Leica Q3」に近いデザインテイストになった。べたつかない柔らかい手触りでありつつ、指へのフィット感も増している。

 レンズ周辺はガラス素材で、自然にレンズが視線を引きつけるデザインに合っている。これはAQUOS R8 proとの外観上の違いの1つだ。側面のローレット加工、つまり、アルミフレームに均等な間隔で凹凸を付けた加工が施されている。工業製品的な美しさがあるだけでなく、横向きで構えたときのグリップ感の向上にも一役買っている。

 前作同様にレンズキャップとシリコンケースが付属する。キャップはマグネットが仕込まれており、レンズに近づけるだけで、吸い付くように装着できる。

 実際に使ってみたところ、片手持ちは難しいと感じた。本体の重さは約209gだが、レンズキャップは実測で約18gあり、それを装着すると重心が上部に偏りがちになる印象だ。

 Leitz Phone 1と2で特徴的だったフレーム形状は、Leitz Phone 3では採用していない。Leitz Phone 1と2は角張ったフレームを採用しており、端末を天面から見ると、線対称にアーチが描かれて、均等な美しさがあった。今作ではそのフレーム形状の工夫がなく、ベースモデルのAQUOS R8 proに近い雰囲気になっている。

●AQUOS R8 proと同等の1型センサーカメラを搭載 新機能「14chスペクトルセンサー」も

 カメラのハードウェアは、AQUOS R8 proと共通だ。メインカメラはおなじみの1型イメージセンサーを搭載し、レンズは「SUMMICRON 1:1.9/19 ASPH.」という名前が付けられている。LeicaMレンズに由来するネーミングだ。暗いシーンでも非常に明るく撮影でき、光学的な柔らかなボケ感も特徴となっている。

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