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「Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)」は驚きの内蔵GPU性能に メモリ帯域が当初発表から“倍増”

ITmedia PC USER / 2024年9月5日 12時5分

 今回の発表会ではMicrosoftのパバン・ダブルリ氏(Windows+デバイス担当コーポレートバイスプレジデント)が登壇し、Core Ultra 200Vプロセッサ搭載ノートPCを11月をめどにCopilot+ PCとしてサポートすること発表した。

●Core Ultra 200Vプロセッサは予想以上に高性能

 今回の発表会場には、Core Ultra 200Vプロセッサを搭載するノートPCの実機展示が行われた。一部の展示機は実際に触れることもできたので、それらについて言及しておきたい。

 展示されていたノートPCは、13型前後の画面を備える1kg前後の重さのモバイルモデルが中心だったが、中には16型程度の大画面モデルもあった。PCメーカー的には、Core Ultra 200Vプロセッサを「そこそこ性能重視なノートPC」にも採用したいという意図も見え隠れする。

 デモで個人的に驚きを隠せなかったのは、やはり内蔵GPUの性能の高さだろう。ゲームのフレームレートを比較する展示では、理論性能が2倍以上も高いはずのRyzen AI 9 HX370のフレームレートがどういうわけか不思議なほどに安定していなかった。逆に、Core Ultra 200Vプロセッサは驚くほどにフレームレートが安定している。

 この展示の信ぴょう性については、今後各所から出てくるはずの実機レビューなどで明らかになるだろう。

 もっとも、いくらRyzen AI 300シリーズよりもゲームが安定して動作するといっても、会場で展示されていた“明らかな”ゲーミングPCは、MSIのポータブルモデル「Claw 8 AI+」1台だけだった。

 繰り返しだが、Core Ultra 200Vプロセッサは意外と高機能かつ高性能な内蔵GPUを備えている。趣味用途程度の映像編集はもちろん、カジュアルゲーミング用途にまでに対応できそうだ。多目的ノートPC用のCPU(SoC)として、ニーズが高まるのかもしれない。

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