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トランプ新政権の日本への意味とは その4 孤立主義ではない

Japan In-depth / 2025年1月9日 11時0分

間違った情報の第二のソース(源)はトランプ憎しという思いの敵の言葉です。トランプ政権でかつては働いたものの、なんらかの理由でトランプ大統領と衝突、あるいは意見を異にして、クビを切られる。そんな人たちが後から述べる「トランプ語録」です。





第三はニューヨーク・タイムズなど民主党びいき、トランプ叩きのメディアの偏向報道です。ここには「ロシア疑惑」のような虚報、誤報が山のようにあります。





――ではトランプ大統領、あるいはトランプ陣営の政策について正しい情報を得るのはどんな方法があるのでしょうか。





古森 次期トランプ政権の対外政策、安全保障政策はトランプ氏が直接にかかわっている、アメリカ第一政策研究所(アメリカ・ファースト・ポリシー・インスティテュート AFPI)というシンクタンクがあります。2024年夏に第二次トランプ政権の対外政策を明記した250ページ以上もの文書を発表しました。この政策文書が決定的でした。次期トランプ政権の対外政策、世界戦略を具体的、かつ詳細に記していたのです。対中国政策なども非常に細かく書かれていました。そしてその全体の基調がまさに同盟強化でした。ただし同盟の相手側にもう少し防衛努力を増してもらう。その点は第一次トランプ政権の安全保障戦略と同じでした。ですからトランプ新政権下では国際情勢は安定の方向に動くと思います。トランプ大統領が一貫して強調するアメリカの「力による平和」による抑止力の効果には期待することができると思います。





(その5につづく。その1、その2、その3)





トップ写真:フロリダで演説をするトランプ大統領 (2025年1月7日 アメリカ フロリダ) 出典:Photo by Scott Olson/Getty Images




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