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【海外発!Breaking News】時速112キロ超で暴走し親子の命を奪った車、当時の映像に震撼(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年2月29日 5時0分

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米ミズーリ州セントルイスで今月14日、イリノイ州シカゴ出身の親子が時速112キロ超(70マイル)の暴走車に撥ねられて死亡した。このたび当時の監視カメラの映像がSNSで拡散し、衝撃が広がっている。セントルイスのニュースメディア『FOX 2』などが伝えた。

ミズーリ州セントルイスで14日午前0時半頃、モンテ・ヘンダーソン(Monte Henderson、22)が運転する2020年製チェロキー(ジープ)が、青信号で道路を横断していた母子に突っ込む事故が発生。ラティーシャ・ブラセロさん(Laticha Bracero、42)と娘のアリッサ・コルドバさん(Alyssa Cordova、21)が死亡した。

2人はカナダ出身の男性ラッパー、ドレイクのコンサートを鑑賞し、セントルイスのエンタープライズ・センターを後にしたばかりだった。

モンテは当時、赤信号で交差点に突っ込んでおり、青信号で交差点に進入してきた三菱のSUVと接触後、道路を横断中の親子に時速112キロ超で突っ込んだ。

当時の動画では、チェロキーに撥ね飛ばされた親子の姿が一瞬にして見えなくなっており、ラティーシャさんは現場で、アリッサさんは病院で死亡が確認された。またほかにも10代の少女2人と61歳の女性が怪我をした。



一方のモンテも負傷したが、事故から間もなく2つの第一級過失致死罪と、死者に対する2つの武装した犯罪行為の容疑で逮捕された。しかし過去に重罪を犯していなかったことから16日、ミズーリ州巡回裁判所判事アネット・ルウェリン氏(Annette Llewellyn)が「地域社会に危険を及ぼすことはない」と判断。保証保釈金約3000万円(20万ドル)の10%にあたる約300万円を支払った後で、保釈が許可された。



これに被害者の家族は「保釈はあり得ない。モンテは車を武器にして親子の命を奪った」と憤慨し、モンテの保釈を取り消すように訴えた。また最近になって、警察の管理下にあるはずの事故映像がSNSで拡散し、多くの人から「あのスピードはないだろう。過失致死罪ではなく殺人だよ」「なぜ10%の保釈金で釈放を認めたのか」「オーマイガー。これはひどい」といった怒りのコメントが殺到した。

そして27日、巡回裁判所を訪れたモンテには、別の判事から自宅軟禁、運転免許証の返納が言い渡され、今後はGPSによる監視が行われ、病院、弁護士事務所、裁判所への訪問のみが認められることになった。

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