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【海外発!Breaking News】離陸したばかりの飛行機に雷直撃 映像に「これはすごい瞬間」(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月11日 15時43分

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今月3日、飛行機が離陸する様子を動画撮影していた学生が、機体に雷が直撃する瞬間を捉えた。周囲が青白くなるほどの大きな雷だったが、機体は異常など見せずに飛行を続けていたという。そして目的地に到着して点検したところ、機体に問題はなかったそうだ。カナダのニュースメディア『CBC.ca』などが報じた。

衝撃の映像は現地時間3日午後7時半、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州のバンクーバー国際空港で捉えられた。撮影したのは、パイロットを目指して学校に通っているイーサン・ウェストさん(Ethan West)で、飛行機の撮影を趣味としており、この日もシャッターチャンスを狙っていた。

イーサンさんはバンクーバー空港近くにある公園「Larry Berg Flight Path Park」でカメラを構えて待機しており、ここは空港の南滑走路の端に面しているため、離着陸する飛行機の姿をキレイに撮ることができるという。

そしてしばらくすると、離陸したばかりの飛行機がイーサンさんの目に飛び込んできた。ボーイング777-300ERでイーサンさんのお気に入りの機体だったため、「このチャンスを逃すわけにはいかない」と急いで動画撮影を始めたそうだ。

映像には、日が沈んで周囲が暗くなっているものの、雲が広がりどんよりとした空が確認できる。画面下からは飛行機が上昇しており、イーサンさんはズームアップして機体の様子を捉えた。ところが次の瞬間、雷が発生し、フライト中の飛行機を貫通するかのように稲妻が走った。

雷が飛行機に当たった瞬間、一瞬ではあるが空が明るく照らされ、機体後方から青白い光が発生した。しかし雷が直撃するも、同機はバランスを崩すことなくそのまま飛行を続けていた。

イーサンさんは、「雷が直撃する瞬間なんて見たことがなく、衝撃的でした。その後、どうなってしまうのかと思いましたよ。自分の考えからすると、今回のケースでは点検しなければいけないチェック項目が多数あり、空港に戻ると思っていました。それほど深刻な問題ではないことも理解していましたが、空港に戻るのか、乗客や客室乗務員は雷に打たれたことに気付いているのかなど気になりましたね」と、当時を振り返った。

同機を運航していたカナダの航空会社「エア・カナダ(Air Canada)」によると、雷の直撃を受けた機体は約10時間のフライトを続行し、現地時間4日午後0時17分に目的地である英ロンドンのヒースロー空港に到着したという。また、一般的に飛行機は落雷に耐えられるように設計されており、今回のように落雷を受けた場合には、機体に問題がないかエンジニアたちによる点検が行われるそうだ。

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