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【海外発!Breaking News】わずか4分「遅れたから診察しない」医師の診察拒否で5歳女児が死亡(英)

TechinsightJapan / 2017年2月28日 22時0分

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医師という仕事を何だと思っているのか…そんなニュースがイギリスから伝えられた。2015年1月、英サウス・ウェールズのニューポートで喘息の持病がある5歳児が、医師に「遅れて来たからダメ」と診察を拒否された夜に亡くなるという痛ましい事件がこのほど明るみに出て、その医師に対して市民から猛批判が寄せられている。英『Mirror』をはじめ『BBC News』や『Independent』など複数メディアが伝えている。

2015年1月26日、当時5歳だったエリー=メイ・クラークちゃんは容態が悪化し、学校から家に帰された。エリー=メイちゃんは普段から喘息の持病のため何度もクリニックでの診察や病院での治療を受けており、数か月前にも小児科医がグランジ・クリニックのジョアン・ロウエ医師(53歳)宛てに「女児の喘息発作は命に関わる危険がある」という手紙を送付していた。

エリー=メイちゃんの母シャニスさんはこの日、娘を心配し緊急診察を希望してクリニックに5時の予約を入れた。クリニックの記録では「5時8分」となっていたが、シャニスさんによると「4分遅れ」で到着したという。いずれにしても数分の遅れであったにもかかわらず、ロウエ医師は受付スタッフに「遅れたから診察はしない」と伝え、翌朝もう一度来るようにと指示した。

その夜10時35分頃、エリー=メイちゃんは喘息発作を起こした。娘が息をしていないことに気付いたシャニスさんは、ロイヤル・グウェント病院へすぐに連れて行ったが、治療の甲斐なくエリー=メイちゃんは死亡した。

診察を拒否したことに対し、後にロウエ医師は「その時は別の患者の診察中だった」と話したが、クリニックの記録では午後4時55分から5時20分の間は、複数のキャンセルがあったことからロウエ医師は誰も診察をしていないことが判明している。また、普段からこの女医師は気質が粗く受付スタッフから怖がられていたことも明らかとなった。

クラークさん家族は、エリー=メイちゃんが助からなかった「根本的な原因」はロウエ医師にあると主張している。数分遅れで診察を拒否されたことが原因で大切な娘の命が失われたにもかかわらず、当時ロウエ医師には半年間の停職期間と書面上にて警告がなされただけであった。しかも停職期間中ロウエ医師には給料が支払われており、警告は5年後には切れる予定だ。そして現在、ロウエ医師はカーディフの別のクリニックで働いているという。

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