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【海外発!Breaking News】ペットショップで購入した仔犬、10か月後にキツネと判明(中国)

TechinsightJapan / 2018年5月14日 4時0分

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日本ではペットショップで購入した犬や猫は純血種であれば血統書があるものだが、中国ではそこまで徹底していないようだ。そのためペットショップで仔犬を買った女性が、育てているうちに実はキツネだったことを知りショックを受けたという。『Fox News』『Mirror』などが伝えている。

中国の山西省晋中市に住むワンさん(Wang)は昨年7月、ペットショップで「日本スピッツ」の仔犬を1200元(約2万円)で購入し家族として迎え入れた。しかしワンさんは3か月が過ぎた頃、仔犬に対して何かが違うと感じたそうだ。

仔犬であれば時に吠えることもあるが、ワンさんの仔犬は全く吠えず、ドッグフードを拒否するようになった。果物を好むようになり、鶏むね肉をドッグフードと一緒に食べさせたという。

さらに仔犬の尾は長く太くなり、鼻先が尖ってきた。ワンさんが散歩に連れて行くと、なぜか他の犬が仔犬を怖がっているように見えたことから、常にリードをしっかりとつけて散歩していたそうだ。

その散歩中、仔犬を見た人々から「その子はキツネじゃないの」と言われたこともあった。心配になったワンさんは、太原動物園の動物防疫専門家であるスン・ルゥーティエン氏(Sun Letian)のところへ仔犬を連れて行き、確認してもらった。

スン氏から返ってきた答えは「紛れもなくキツネ」ということだった。

「体の大きさからみてもそれは、家畜化されたキツネです。キツネは体に匂いがあり年を追うごとにその匂いはより強烈になっていきます。」

ちなみに「日本スピッツ」の純血種は、毛色が真っ白で体高が成犬でも雄で30から38センチほど、雌はややそれより小さい。体重は6から11キロほどに育つという。『Fox News』によると、ワンさんのキツネは体高30センチほどだが、今後はより大きく成長すると見られている。

ワンさんはこのキツネを10か月ほど可愛がってきたが、キツネにとって適した飼育環境のもとで育てられるだろうとして動物園へ譲渡することにした。キツネといえども一緒に暮らしたペットと別れることは、苦渋の決断だったことだろう。

スン氏はワンさんに「もし恋しくなったら、いつでも動物園に会いにきてください」と声をかけたという。なおキツネは1か月間隔離された後、特に問題がなければキツネ専用の囲いに移して飼育されるとのことだ。

画像は『Fox News 2018年5月10日付「Woman shocked when dog she raised turns out to be a fox」(Shanxi Television)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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