【海外発!Breaking News】自らの命を犠牲にし熊から家族を守った小さな犬(米)

TechinsightJapan / 2018年9月5日 12時21分

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8月31日の早朝、米ノースカロライナ州の小さな町の一軒家に突然クマが侵入してきた。目の前に立ちはだかった熊に「襲われる!」と思った瞬間、家族を救ったのは小さなペット犬のピクルス(Pickles)だった。『WLOS』『abc11.com』などが伝えている。

ノースカロライナ州ブラックマウンテンに住むティファニー・メリルさんはその朝、いつものようにガラスの引き戸を開け、愛犬のピクルスを庭に放した。しばらくしてピクルスに家の中に入るように促して振り返ると、大きな熊が家の中に入り込んできた。

驚いたティファニーさんは、声の限りを尽くして「熊よ! 熊が家に入ったわ! 自分の部屋のドアを閉めて!」と家の中にいる子供たちに向かって叫んだ。パニックになりながらも“死”を意識したというティファニーさんは、その時のことを涙ながらにこう語った。

「熊を目の前にして、たった数秒が何時間にも感じました。『ああ、もう、熊に殺される』と思いました。」

「すると突然ピクルスが現れ、熊に向かって吠え出したのです。ピクルスは吠えながら熊を外におびき出し、その後は熊の犠牲になってしまいました。」

「できることなら熊の背中に飛びかかって、ピクルスを救いたいと思いました。でも私にはどうすることもできませんでした。ピクルスは私たち家族を救ってくれたのです。」

ピクルスの突然の死は、ティファニーさんの娘エミリーちゃんをも悲しみのどん底に追いやった。「私たちが寝る時には、いつもピクルスがそっとやってきて、そばに寄り添ってくれました。もう一緒にいることができないなんて本当に悲しいです」と語るエミリーちゃんは、ピクルスとの思い出がいっぱい詰まったビデオや写真を繰り返し見て、なんとか気を強く持っている。

命がけで家族を守り犠牲になったピクルスは、2.2キロほどの小さな犬だった。自分の何倍もある熊に立ち向かうには相当の覚悟が必要だったろう。ティファニーさんは「私が夜更かしすると、ピクルスも夜更かしをしてくれるんです。外出する時もいつも一緒でした。もうピクルスがいないと思うと、胸が詰まる思いです。もっと多くの人に、熊がいかに危険な動物であるかということを知ってもらいたいと思います」と述べている。

なお今年6月には、米ミズーリ州で3歳女児が行方不明になり、大がかりな捜索が行われた。12時間後に女児は無事保護されたが、その子のそばを離れずに守り抜いたのは飼い犬のヨークシャー・テリアだった。

画像は『abc11.com 2018年9月2日付「Black Mountain family saved by dog after bear breaks into house」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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