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【海外発!Breaking News】顔に派手なタトゥーの再犯者、人生やり直しができない原因は「メディアの過剰報道」と発言(ニュージーランド)

TechinsightJapan / 2019年2月27日 21時30分

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子供の頃から荒れた生活を送ってきた男は、2015年に罪を犯して服役した。その時、兄にそそのかされて、まさにやけっぱち気分で彫った顔半分を覆う「Devast8」のタトゥーが原因で、男は出所後も仕事や住居を見つけられず、人生に葛藤。「仕事がほしい」と地元メディアに訴えたことがきっかけで、この男の姿は国際的に報じられるところとなった。しかし今回、その男が再び罪を犯したことを『NZ Herald』『news.com.au』などが伝えている。

ニュージーランド、オアマル出身のマーク・クロップ(21歳)は6歳の頃から施設への出入りを繰り返し、11歳には学校を退学。その後はドラッグや酒に溺れ、両親からも見放された。荒れた人生を転がるように落ちたマークは、妊婦の恋人を養うためにと17歳だった2015年に観光客目当ての詐欺を働きナイフで脅したことから逮捕され、クライストチャーチの刑務所に服役した。

しかし刑務所でいじめに遭ったマークは、同じく服役中だった兄に勧められるままインクや針を不正入手し、酔った勢いで顔の下半分に「Devast8(devast=破壊の意)」のタトゥーを彫った。派手なタトゥーで虚勢を張ることが目的だったが、これにより更に人生を躓くことになってしまった。

マークは出所後、生まれた子供や恋人を養うために人生をやり直そうと仕事を探したが、やはり前科者であるという事実に加えて派手なタトゥーがあることから採用先はなかなか見つからず、2017年に思い余って地元メディア『NZ Herald』でその心情を吐露。それがきっかけとなり、マークには世界各地から仕事のオファーが殺到した。工事現場の足場を組む会社に採用されたマークは、1時間に22ニュージーランドドル(約1,670円)を稼ぐ生活を送っていたが、その後の生活は順風満帆とはいかなかったようだ。今回、地元メディアはマークが当時妊娠17週の女性(名は非公開)に暴力を振るい、脅迫した罪で有罪判決を受けたことを報じたのだ。

昨年5月24日、マークとその女性は携帯電話の会話がきっかけで口論になった。マークは女性が話していた相手が誰であるのか教えろと強要し、女性が拒否すると暴言を吐き、怪我をさせると脅迫。その5日後、2人はマークが運転していた車中で再び口論になった。女性が車を止めるように言うもマークが拒否したため、車外へ逃げようと試みた女性のフード付きトップの襟元を掴んだマークは、女性の呼吸を困難にさせ、目的地に着くと女性の膝を蹴った。後にマークは、警察に「混んだ道路に女が出ようとしたのを止めるためにそうした」と供述していたという。

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